理解不能?!暑さが辛い夏に食べる韓国食文化の犬鍋の現状

今日は韓国の暦で初伏という暑さが本格的に始まる日と言われております。この日には韓国では最近は参鶏湯をよく食べますが、補身湯といえば韓国食文化の犬鍋です。うちは一匹鶏買うのは面倒くさいので手羽元にニンニクとお米で簡単鶏スープですましましたが、現在の韓国ではどうなのでしょうか。



ソウルでは大通りに面する店で犬鍋を大々的に出す店はなくなったようです。犬鍋は若い世代が進んで食べるものではなくなっているようで、昔ながらの店が路地の先で細々と運営しているころが多いということです。2005年には520カ所あった補身湯専門店も2014年には329カ所と減ってきています。「淡白で柔らかい肉が好きだ」とか、「力がなくなってきたと感じるときに食べるとやっぱり力がわく」と言って好きな人は好きなようですが、若い世代は「食べるものがたくさんある世の中で、農業をして力が必要なわけでもないので特に食べなくてもいい。」「昔は食べるものがなく、栄養価が高くたんぱく質が豊富な犬の肉は貴重な栄養源だったというのは理解できるが今は無理に食べなくてもいいと思う」と話します。

また最近では肉類よりもうなぎやあわび、たこといった海産物を食べるのも人気があるということでますます犬鍋の人気はなくなってきているということです。

 

政府としても食べるなと言って食用を禁止してしまうと闇市場が形成されることになるし、かといって犬肉を畜産物と認めてしまうと政府が食犬を認めることになってしまうとして、何もできない状況だといいます。畜産物として認められればより安全な食の衛生基準を適用できるのだが、そうすることが難しいので流通の際どのようなことがどのように行われているかなどは分からないというのです。

 

犬がより現代人の生活になじみともに生活をする家族として受け入れられている現代においては犬を食べるということ自体が忌避されてきているということ、また、法律の手の届かないところにいるためむしろどんな方法で流通しているのか経路把握が難しいということが、動物保護の観点からも問題になっています。しっかりと法整備をして家畜として犬を育て適切な方法でとさつを行い、供給量を調節していければいいのでしょうが、犬を食べることそれ自体を全くなくそうというのが動物保護団体の主張。いちかゼロしか認められないのは韓国社会らしいなとは思う部分です。

しかし現状では闇市的に流通しているのは否定できないわけで、むしろ今のように恐怖を与え犬を捕まえてきたり、よくない環境で犬を育てたりしているのはやっぱり命あるものとしての待遇ではないのではないかと感じられます。犬を全く食べるなとは食文化上難しいのなら流通量を調節し、適切な経路で販売するのがいいのではないかと思います。どうせこの先細っていく市場であるならばなおさらソフトランディングさせるためにも介入が適切なのではと思います。人の食文化にぶーぶーいう外野には充分に説明を行えば理解はされなくても責任は果たせるのではないかと思うのですが、やっぱり政治的な闇の力で手が出せない部分なのでしょうかねぇ。

参考サイト
복날 신풍속…10년새 서울 보신탕집 절반 문 닫았다
トップ画像もこちらからいただきました
“食用 금지” vs “축산물 포함”… 끝나지않는 ‘개고기 법제화’ 논쟁

 



 

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