専属契約という名の光と影 練習生には一年で200万円もの投資をする韓国芸能界

韓国芸能界を見ていて何かと出てくる契約という言葉。どろどろとした部分を見るようで何となく嫌ではあるのですが、芸能人も人。生きるために練習をし、ファンを獲得しているのです。今回は韓国芸能界において、芸能人の活動がどのように会計処理に現れているのかという部分を見ていきます。これは2015年の記事なので今もそうかは分かりませんが、基本的な考え方自体は変わっていないと思いますので参考にしてください。




[회계톡톡]JYP 연습생은 비용..YG 연습생은 자산
SM,YG,JYPの練習生と専属芸能人の会計処理の違い

 

 

ほとんどが練習生にかかわる金額は「費用(経費)」契約後のアイドルに使われる金額は「資産(先払い金)」として処理

 

 

研究開発費は会計的には「費用(いわゆる経費)」と「財産」にわけて処理できるのだが芸能界では一般的にJYPをはじめとして新人開発費を経費として資産化していないといいます。資産とは未来において収益が見込まれる場合にのみ使われるのであって練習生がスターになるのは可能性が低いと考えられているということを表しています。しかし、「YGだけは練習生も無形財産(開発費)として計上している」といいますが、これはいつ資産として償却できなくなって費用化されることもあるかもしれない、という話だそうです。

 

 

JYPの場合練習生のレッスン費と新人発掘のための費用は「経費」として処理している。2013年基準で見れば練習生一人あたりに2100万ウォンを使っている計算である。

 

新人のレッスンには高額な費用が掛かるのですね。確かに、毎日授業を受けて、それを個人的に復習してレッスン場にいたりするためにも、場所代がかかりますし、講師の費用は言わずもがなですよね。しかし、こんな風に実際に金額を出されると、大学の授業料以上ですね。

 



 

練習生がスターになる場合会計的には費用から資産に変わる。そのとき事務所と再契約になるとき、専属契約に変わる。芸能人に払った専属契約金を事務所側は「無形資産」として処理し芸能人を資産化するのだ。

 

結局専属契約という華々しい響きには会社の会計処理上の変化というものがあるだけなのかな、という気がします。前回も記述しましたが、ここから利益分配を決定して、晴れてお給料をもらい始められるわけです。これは標準契約で、会社がほかの儲けが出ていない人の分までの経費を売れている人で補うのはこのましくないと出たためだと思います。

ユチョンの日本デビューの後の給与明細にはすべてが経費と書かれていたという歌詞がありますから、 過去は先払い金的な考えではなかったんだろうなということが見えますね。

 

専属契約金の規模

SM:138億ウォン 136億ウォンを経費として処理済

YG:20億ウォン 45億ウォンを償却したとして経費として処理済

JYP:2013年末までに全額償却処理をして現在は残り無し

 

会社にとっては無形資産である契約金も結局償却していって、なくなるものなわけですね。契約金とは結局先払いのボーナスのようなもので、実質的にはそれで利益分配ができるまで食つなぐもののような気がします。契約金の意味は契約の間は体を拘束し、会社の仕事をするという意味ですからね。結局専属契約という響きはいいし、契約金が高かった!やすかった!という話は出てきますが、実際の意味や内容を見てみるとそんなに甘い響きではないように感じてしまいます。

 



 

 

 

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