DJ DOCチャンニョルはなぜ自分がパッケージ広告を務めた食品会社を訴えたのか?と彼の過去

キムチャンニョル(キムチャンリョル表記もあり。)…といえばDJ DOCに所属している歌手です。日本でもDJOZMAが「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」でカバーした曲を歌っていた歌手と言えば、DJ DOCを知らなくても、曲は聞いたことがある人も多いと思います。





彼の生活態度は話題に上ることも多く、自分でも「ケンカをして示談金を数多く払った」などとそれは自慢にはなりませんよ、と言いたくなる、いわゆる不良として有名でした。
自分の口で、「ケンカの示談金として最高7500万ウォン払った。」「ケンカは100回以上した。」とバライティー番組で話し、自慢(?)していました。
そんな彼も結婚し、子どもをえたことで、丸くなって、自分のやんちゃなイメージを払拭したいと、ある食品の広告と契約をし、パッケージに登場したのですが、今回、彼はその会社を相手に訴訟を起こしました。理由は、「自分のイメージが悪くなったから」というものです。

韓国では食品の過剰包装が慢性的に起こっていて、お菓子などが袋一杯に入っていると思って買ったら半分しか入っていなかった、などということがよくあり、ネットでも話題になります。


SBS 芸能番組 (youtubeより)

今回キムチャンニョルが広告等を務めた惣菜の会社もパッケージの大きさと価格に見合わない分量で、消費者から非難を受けていましたが、その時にネット利用者が「この商品はチャンニョルだね」と商品の価格と中身が見合わず、中身が薄いことを、彼の名前を利用して揶揄するようになったのです。キムチャンニョルがパッケージに使われて中身に問題があると言われた食品はほどなくして生産されなくなったのですが、ネットでは「チャンニョル商品」という言葉はそのまま使われ、中身が伴わない、チャンニョル食品を集めたアプリまで登場するようになりました。

 

 

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ネイバー キャプチャ

ネイバーの辞書にも「チャンニョラダ:立派なパッケージに釣り合わない、中身が伴っていないという新造語」として登録されており、思ったよりも大きく広がった様子です。
事務所側も「はじめは若い世代が面白がって使っているんだなと思っていたが、しばらくしたら生活に浸透していた。ちょっと良くないことがあったら、『チャンニョルだね~』と使われるようになってしまった」と話します。

キムチャンニョル側も問題が起こって、品質に問題があるようだと食品会社側に主張はしていたようですが、だからと言って当初のパッケージからは変更されてもその会社のパッケージモデルは続けており契約も更新していました。

しかし、2014年にある番組(店の不誠実さや商品の不衛生さなどを調査し告発する番組)で彼がモデルを務めていた食品から大腸菌が検出されてしまったのです。事務所側は「所属するタレントの顔が出ている食品で問題が続き、これ以上は放っておけない」と2015年1月に食品会社を訴え、その結果が2017年2月に出されました。





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SBS芸能番組からのキャプチャ

しかし結果は、1審でキムチャンニョル側が敗訴。判決文には、「(訴えられた)食品会社の商品が誠実さに欠けているということは認められるが、正常な商品ではないというほどではない。また、新造語が否定的な意味で使われているというのはキムチャンニョルのこれまでの否定的に取られるような行動の影響がある可能性がある。」と書かれ、裁判所から「お前の過去が悪い!」と烙印を押されることになりました。

「息子と娘のためにも自分を変えようとした。」と涙ながらにインタビューで本人も答えていますが、ネットの反応はそれすらも「チャンニョルだね~!」と言われる始末。私の個人的な意見としては、不良がいいイメージになろうとしたって、それまでに迷惑をかけた人たちがいるのに、変わってどうこうなるもんじゃないよ!と言ってやりたい。

裁判の結果をうけ、事務所は「結果が出、また人々の話題になり、傷ついています。この先どうしていけばいいか…」と話しており、すっかり被害者コスプレです。

上の番組では同じチャンニョルという名前の人にも被害が及ぶとまとめられてはいますが、正直、パッケージ広告と務めた食品の中身だけなイメージと、口だけでケンカを自慢するような薄っぺらさが視聴者にはバレバレだったわけで、被害者コスプレすらも笑いものになっているわけです。





キムチャンニョルのうすっぺらさを表すニュースとして(これも自分から話していますが)
「母親への肝臓移植拒否事件」があります。あるラジオで、「生きていて後悔していることはありますか?」という質問に「母親が病気だったときに、自分の肝臓を移植してあげられなかったこと」と話したのです。「病院から移植できないかと言われたのだが、正直に言うと怖くて自分の思いを優先してできなかった。このことを本当に後悔している。」と涙を流して話した、と言います。

結局これも彼は感動的な話としてしようとしたのでしょうが、実際には人々には、母親の命を目の前にして自分の怖さを克服できないヤツという風に取られていることのほうが多いように感じます。

しかし、こんな彼でもDJ DOCの曲は人気があります。それは、日本でも受けたことからもわかります。歌もうまいし、人気もあるということで、そこは認めようというコメントも見られます。作品と人格は別。歌は好きでも人は好きになれない、というコメントからも、彼の過去が大衆にどう受け止められているかが現れていると思います。

結局、今回の裁判でまた人々の噂話の種にはなったわけですから、人気商売と知名度が飯の種の彼は裏で笑っているんじゃないか、と思ってしまいます。

 

トップ画像はDJ DOC나이런사람이야 MVから





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