やっと朝鮮日報日本語版もコヨンテ録音ファイル関連ニュースを報道し始める

特別検察の捜査が終わり、一息ついたところでやっとコヨンテ関連の暴露ニュースについて大手も報道し始めていますね。日本語版の記事だけ読んでいると、弾劾推進をしてきたろうそく集会集団と、弾劾反対派のいわゆる右派勢力の単純な対立構造として書かれているので、右派勢力がなんで勢力を増してきているかというのがわかりにくいですね。






コヨンテ録音ファイルの一連の動きを説明した朝鮮日報日本語版の記事のタイトルが

国政介入:コ・ヨンテ氏は善意の告発者か、計画的な暴露者か

となっていることからも、朝鮮日報の立ち位置は事実の羅列にすぎません。検察が手に入れ、MBCが連日報道をしている録音ファイルについて、大衆紙である朝鮮日報がファクターとして書くだけでも、3週間近くかかりました。

憲法裁判所は20日、「弾劾理由と直接の関連がない」として退けた。弁護人側は「証人が疑わしく、国政介入について証言した人物の陳述を信じることはできない」と主張したが、憲法裁は証人らが暴露を行った動機が何であれ、事件の真相とは無関係だと判断した格好だ。

と、憲法裁判所が「コヨンテ録音ファイルは証拠としては採用しない」といってから、この記事がでるまで何日かかっていますか。





前のブログ記事でも書いていますが、KBSでは1週間ぐらい前から右派の主張を太極旗集会の参加者の言葉を借りて報道し始めました。「JTBCのタブレット入手経路があやしく、マスコミが視聴者をあおったものだった。」「弾劾を進めた国会議員こそが弾劾されるべきだ。」「コヨンテを検察で調査するべきだ。」

太極旗集会側の主張にはパクサモ的な「朴槿恵大統領は悪くない!」と積極的に主張する人々もいないわけではありません。しかし、朝鮮日報日本語版のこの記事

朴大統領を支持する「大統領弾劾棄却に向けた国民総決起運動本部」はこの日午後、光化門広場の南の交差点で15回目の集会を開き、

という部分はミスリードだと思います。大統領を支持して太極旗を振っているだけではなく、真実を追求しない政治、マスコミを批判し、反省するよう主張しているという視点が無いと、「朴槿恵なんで急に人気で出たの?」という理解になってしまいます。


ろうそく集会が開かれ絵的に映えるからと日本でも多く放送されましたが、今は太極旗集会という流れがあることは、積極的には報道されていません。それは韓国も同じで、あれだけJTBCを持ち上げておきながら、持ち上げていた人々やろうそく集会にお祭りのように参加していた人々は今なりを潜ませて、しゅんとしています。日本文化圏の人々には、国旗を振りかざしている姿が一種異様に映るかもしれません。ナショナリズムが高揚しているようにも見えるでしょう。しかし、右派側が「愛国保守」という言葉を使うことで分かりますが、今の韓国を憂いて心配しているのは右派側です。そして、今の政権を何が何でも受け入れるというのとも違う右です。私が好んで使う言葉で言えば、「リアリスト」であり、左派は「ドリーマー」です。左派は、韓国の経済を支えるサムスンをこき下ろし、国旗を燃やすことはあっても掲げたりはしません。左派側は自分たちが「国民」であり、自分と意を共にしない人は国民ではないというような論理展開を好みますが、そんな「国民」が実際とっていた行動は扇動に乗り、国をめちゃめちゃにすることです。反日で騒ぐことができなかった人々が太極旗を使えず、過去の独立運動を進めた人々を純粋に称えることになった3・1節は珍しいともいえるでしょう。

ここまではっきり扇動したり、ニュースを出さなかったりするなんて、韓国のマスコミは面白いなとは思います。






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