韓国を愛するイメージが重要!テギョンはなぜ永住権を放棄してまで現役入隊にこだわるのか?

2PMのテギョンが現役で軍隊に行くことに言及したとして話題ですね。アイドルで持病のヘルニアもあるのに現役での軍隊への入隊を希望しているということで、またまた話題です。アメリカの永住権も2010年に放棄していますね。ではどうして彼の入隊が話題になるのか、見ていこうとおもいます。そこには、アイドルとして、芸能人として韓国で生きる決意があるわけです。






まず、ニュースエイドの記事でから、韓国において、外国の永住権を放棄した芸能人を見てみましょう。

神話 エンディ 彼もアメリカの永住権を持っていましたが、放棄しています。現役入隊のため、彼が卒業した海外の学校が学歴と認められなかったため高卒認定試験をうけ現役での入隊にこだわりました。
神話 エリック、トニーアン、イル、クラウンジェイ、イルマ(イギリス永住権)なども、それらを放棄して入隊しています。

韓国籍であっても他国の永住権を持つ場合、韓国においての軍の義務は延長していくことが可能なので、海外に住んでいる場合は結果的には軍隊に行かない場合も多いです。しかし、他国の永住権があっても芸能人が軍隊に入るケースは上で見た通りあるのです。その理由を音楽家のイルマの言葉が端的に示していると思います。「韓国でやりたいことが多いし、大韓民国の男として軍への入隊というのは必ずやらなければいけないこと」と言っています。

『大韓民国の男として』

韓国でお金を稼ぎ、韓国でのイメージが重要な芸能人にはより重くのしかかる言葉だと思います。


日本ではあまり移住や移民というのはどこか遠いところの話のようですが、韓国では活発で、特に英語圏への移民というのは日本よりは多いです。そして、自分のルーツである韓国にもどって来て仕事をしようという場合もアイドルや芸能人に限らずよくみられることです。永住権や市民権を持つ芸能人は男性だけでなく、女性にもいますね。少女時代のティファニー(彼女は市民権を持つアメリカ人ですが)が、外国で長く生活したとしても韓国で仕事をする以上韓国の歴史を知らなければならないと強く批判されたことが最近では話題になりました。(このブログでも解説しました)

韓国以外に永住権を持っていても、韓国国内に役所が定める期間以上滞在すると兵役の対象になり、身体検査を受けろと言われることになります。実は永住権は放棄しなくても軍への入隊は可能です。軍へ服務しながら永住権の維持のための韓国外への出国も認められます。しかし、それでも芸能人は軍隊に行くことを選ぶ際に永住権も放棄するのです。それは芸能人がイメージというものと切っても切り離せないからでしょう。





男性アイドルや俳優の場合、イメージが重要になるので、特に現役での入隊をすると、韓国男性に認められることになります。「当たり前のことをきちんとやろうとする男性」として、一目置かれ、悪口はあまり言われなくなります。公益勤務もふさわしい理由があればなにもないですが、「芸能人としてそんだけ身体をきたえているくせに軍隊にはいけないんだ。ふーん。なにか裏があるのでは。」というイメージをもたれてしまうこともあるのです。テギョンがイメージのためだけに軍入隊を望んでいるとは言いませんが、男性芸能人にとって、軍とはそれぐらい大事なものなのです。

個人的には、仕事のために軍入隊を遅らせ、ギリギリまでお金儲けをしている時点で普通の韓国男性とはかけ離れているわけで、かわいそうだとか、カッコイイとか評価することでもないと思うのですが、テギョンはこのことで確実に株を上げました。特に彼は、音楽活動やアイドルとしてのファンである女性のイメージだけでなくドラマでの活躍も多いため男性視聴者のイメージも考慮しなくてはいけない立場であるので軍入隊を一つのイメージ戦略として使ったといえるでしょう。

芸能人ではなくても移民として海外に移り韓国にもどって仕事をする人々は韓国男性の間で共有される「軍隊で苦労したことある同士としての連帯感」というものからの疎外感があると言います。もちろん、公益勤務者もかんじるものなのですが、軍の話題が出たとき「あ、おまえはちがうしな」という感じをうけるので、軍隊経験が連帯感を生むというのは無視できない文化なのです。





チャインピョもアメリカの永住権を持っていましたが、放棄して軍隊に行っています。しかし、軍隊に行った当時はそれを話題にすることなく、「ヒーリングキャンプ」というインタビュー番組で数年前に明らかにしました。彼のような態度は例外的で、彼の韓国への深い愛国心はこのblogでも取り上げたことがありますが、韓国で生きる以上、外国の永住権はいらないから放棄しただけで、韓国国民として国の義務を果たすのは当たり前だしそれを表だっていう必要もなかったという態度は、かっこいいなと感じられます。

2017.04.05-1

テギョンやほかの芸能人がイメージのみを計算して永住権放棄と入隊を選んだとは言いませんが、「大韓民国の国民として」という言葉の中には、その計算が全くないとは言えないはずです。この言葉は所属意識で、認証欲求があるでしょう。永住権を放棄したと発表することは、韓国で生きていくと決めた決意表明でしょう。そして、これからも自分を応援してほしいという気持ちが見て取れるわけです。

軍生活でなにも事故がなく無事に戻ってきて、より経験を積んだ大韓民国の男としての演技やパフォーマンスを楽しみにしたいと思います。






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