なぜBTSは海外で人気が出たの?SNSでの意思の疎通とファンがファンを増やす努力の結果!

日本でも大人気のBTS。ネットにある彼らの成功の秘訣をさぐってみました。特に英語圏では自然に受け入れられていますがなぜなのか調べてみました。ファンからすれば当たり前なことも多いかとは思いますが、初心者向けバンタンの軌跡ということで。







ますは、社長の分析から。

パンシヒョクビックヒット社長は、2017年11月30日のエムネットアジアミュージックアワードで基調講演を行いました。「ヨーロッパでの音楽市場は伝統的なメディアを通じ強固に形成されており、主流と非主流の間の違いがあった。しかし、ここ数年で所―シャルメディアが台頭しオンラインプラットホームが大きく変化し音楽産業の中心構造が大きく揺れた。」と話し、「BTSはSNSを積極的に利用し意思疎通を図っている。この過程で起こる話題がBTSをよく知らなかった人々はもちろん既存のメディアも興味を持つことになった。BTSは既存のメディアの流れを変えた良い例だ。」と話しました。

バンタンはアメリカで歌うときも韓国語で歌います。韓国語バージョンであっても英語圏でそのままファンが一緒に歌う姿から「BTSの人気は一時のもので終わることはないだろう。BTSは音楽という媒体を通じて言語や国家を超越する共存の瞬間が何なのかを人々に示している。強力なファンダムをもとに新しい主流の文化を作ることができる可能性がある。」と話しました。

パン社長の分析はここまでですが、もう少し西洋やアメリカでのバンタンの人気の秘訣を見てみましょう。


朝鮮日報はアメリカのネットで「BTSが海外で多くのファンがいる理由」として3つを上げていると伝えています。

1.音楽性がほかのk-pop歌手に比べて西洋の音楽ファンが親近感を感じる 
 90年代の伝統的なヒップホップに似ている。英語のラップが自然である。バンタンの音楽はアメリカ人がきいても違和感がない。 

2.物語形式のミュージックビデオ 
進路やいじめなど10代の普遍的な悩みをメッセージにこめられているミュージックビデオが海外ファンであっても好感しやすい 華麗なダンスや外見が強調された従来のk-popのミュージックビデオよりは物語形式が西洋人に親近感があった。

3.ネットを通じて感じられる親近感 
神秘主義的コンセプトよりも個人個人でネットでチャンネルを持ち、ファンたちと交流するマーケティング戦略の成功。

KPOPの前に世界に進出していったBIGBANGがロールモデルということは有名ですが、バンタンの人気はチームとしての大きい枠での魅力(完全にそろったダンスやミュージックビデオの世界観)はもちろん、個人個人の魅力もその都度ネットを通じて拡散されていきました。
ラップモンスターRMの(移民でもないのにやたら流ちょうな)英語や、ジョングクの(英語が苦手なのにやたら発音のいい)英語曲のカバーなどは英語圏での活動の飛躍に大きく影響しました。BTSのいいところはチームとしてすべてが一つになる強さと、個人それぞれが持つ強さがすべていい方向で活用されているということでしょう。

BIGBANGはグルーブとして十分に成熟期に入ったというのもありますが、個人活動に注力していっているのに比べ、バンタンはやはりチームとしての魅力も光っているので誰か一人が人気を独り占めしているというよりも、メンバーそれぞれが魅力を持ちチームに還元で来ているのがチームとしても素晴らしい理由でしょう。

バンタンメンバーの努力も勿論ですが海外ファンたちのエネルギーも相乗効果をもたらしました。





海外ファンは、自分の好きなアーティストを自分の国の人たちにも聞いてほしいとラジオ局にリクエストしたり、店やレコードショップでバンタンのCDを扱ってほしいと頼んだりすることを自然な形でおこないました。ラジオでの放送回数やCDの売り上げはビルボードへ大きく影響しました。このような活動がファンから広まったというのがバンタンがアメリカでも人気を博すことができた力でした。つまり、会社が準備した広告よりもファンの思いのほうが大きな人気につながる力があることを見せつけています。

(この点は、JYPがワンダーガールズをアメリカ進出させた際に、いろいろなショップにCDを置いてほしいと事務所側でお願いしてまわったという話を思い出されます。事務所側が無理やり作ろうとしたアメリカ活動での露出や売り上げは当のメンバーたちには大きなダメージのみを残したという話は有名です。)

また、ファンが作るメンバーの動画からミニ動画を作る活動もメンバーそれぞれの魅力がネットで拡散される力になっています。

このようにバンタンの世界的人気の裏にはメンバー、事務所、ファンが三位一体となり、グループを盛り上げていこうとする力が大きくなったことが挙げられるでしょう。CDを積み上げて購入することだけがアーティストへの忠誠心の表し方ではないというのが現代の10台に20代には自然な形で受け入れられ人気になり、売り上げにつながっています。一人が大きく買うよりも、多くの人々に聞いてもらいたいというのはアーティストの立場としても喜びを感じられると言えるでしょう。

バンタンの音楽性は10代、20代に狙いを定めたものであるため、30代以上にはなかなか理解しにくい部分もあります。また、韓国の大手事務所のアイドルはバラエティー番組や役者活動などの大手メディアに映ることにも力を入れますが、バンタンの事務所は小規模だったこともあり、そちら側にあまり力を注げず、ネットメディアにむかったことがむしろ良い効果に働きました。そうであるため、ファンは熱狂的であるが、一般人にはなかなかバンタンの人気が感じられにくいという面があることは確かです。海外で成功し、そのことで韓国でも多くの人々に認知が広がるという逆輸入の現象がおきているのもバンタンならではという感じです。






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