ヌリ課程の予算闘争 누리과정 예산 갈등

日本でも私立幼稚園に入れる際に補助金があるが、段階的なもので、授業料がただになる家庭というのは限られている。また、毎年補助金の予算が通ればもらえるというものでいつなくなるかもわからない制度だ。また一人目は助成額が少なく、2人目で約半額、3人目でほぼ全額ただとなる制度だ。そんな不安定さでは幼稚園は負担少ないから産もうという動機にはならないと思うが、名目上公立との不平等解消のための一政策となっている。
韓国では朴槿恵政権(2013年)から無料化を政権公約としはじめられたが、予算をどこから出すかということで押し付け合いが起こっている。

ヌリとは韓国語で全世界の意味です。ヌリ課程とは年少から年長までの子供を国の責任で教育を行いより大きな夢を描き幸せな世界に進んでいけるようにという思いから推進されている政策です。具体的には子供たちが政府の支援によって幼稚園や保育園に通えるようにするものです。この政策を進めるにあたってどこがお金を負担するのかということに関して政府官庁の間で争いが起こっています。

日本の補助金はあくまでも子供を通わせる側に返ってくるお金ですが韓国では様子が違うようだ。

 사립 유치원 교사·원장·학부모 보육대란 도미노 시작

私立幼稚園の教師・園長・親 混乱の連鎖がはじまった1月20日が幼稚園のヌリ課程の補助金の入金日であったが、ソウル、キョンギ、クァンジュ、全南地域の幼稚園は教育庁からの補助金を受け取れなかった。とうとう始まってしまった保育騒動は幼稚園教師への給与未払い、幼稚園の園長の借金、親たちの29万ウォンの追加納付へと連鎖していくだろう。

このように園へ直接お金が行くので、親たちも園も補助金に頼っているというのだ。日本式ならば、園には一旦親からのお金が入るが、韓国方式ではそうはいかない。保育園は国庫から直接お金が入るのでまだ混乱は小さいというが、それでも、はいるべきおかねがはいらないとしわ寄せは、子供たちにいってしまう。

韓国の幼稚園や保育園に関する報道でたびたび目にするのが給食の質の低さである。カビが生えた食材を使っての給食の提供や、体罰・暴力というのはここ一年だけでも多く目にした。なぜかというと、運営がカツカツなので食事で削減しようとする園があるというのだ。もちろんごく一部の園であるが、入ってくるお金が限られている以上削るしかなく、教師への給与も決して高くない。(今回の事態で1月25日に給与を受け取れなかった教師が出ている。記事

2013年に乳幼児保育法と幼児教育法が改正された。その案の中で保育費を地方教育財政交付金で充当するという内容が入った。これによって保健福祉部の管轄であった保育園の保育費が国庫と地方自治体に移った。これによって昨年の9月に企画財政部は来年度の予算にヌリ課程支援予算を策定しなかった。そのうえに政府の税収が落ちたといって地方の教育庁への交付金も前年から3%減らした。
政府側は、「国庫の負債が大きいが地方自治代の負債は国庫ほどおおきくない。ヌリ課程の予算は2012年からすでに段階的に自治体への交付金で負担することが原則だった。」と、予算を策定しなかったという。

 

結局、お金がない以上ない袖は振れない。去年から予算に関しては政府地方自治体間でやり取りがあったようだが、ここにきて完全にコップの水があふれてしまった形になった。

日本もいつ補助金がなくなるかわからないが、親たちはもらえれば儲けものくらいにしか思ってないし、金額もすくない。
韓国は大きくは出たが、結局まったくできていないわけで、初めからやらなきゃよかったのに、という形になってしまった。結論としては、私学は結局親も負担しなくてはいけないし、公立だってそれ相応の負担をすることになる。それを助ける形で国家も一緒に負担をすればいいという制度に立て直していく方向性を政府が示せばいいだけのことだ。
今回は、政府側があまりにも地方自治体に丸投げだ。交付金はだすからその中でやれるだけやればいい、ほかのところから予算を持ってくるならそれは地方それぞれだという言葉もなしに、全部やれ全部やれでは地方自治体も困るだろう。
そしてなによりも、子供たちが安定的な幼児期をおくれるようにするべきである。お金のことで悩む姿を見せるのは、もう少し後でも遅くないはずだ。




というのが、きれいごとの話で、このなかのコメントには、左派の教育監(自治体側)が政府と対立し政府側を悪く見せるために政治的材料に仕立て上げたのだという意見もある。どっちにしろ被害者は子供たちだ。

 




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