2PMチャンソンがツイッターで言及した韓国社会の問題とはなにか

가부장적 억압 덜 받았던 2030여성 분노 더 큰 이유는
江南殺人事件から一週間くらいたち、犯人による現場の実況見分が行われ、大手メディアは会見に臨んだ犯人を悪く言うためのニュースばかりを垂れ流している。前回紹介したような韓国社会はどう受け止めたのか?という記事は弱小メディアや今回紹介するような反体制メディアからしか出てこない。残念だ。
ハンギョレで「家長制度の抑圧から解放された20代30代女性の怒りの反応が大きかった理由」という記事を見つけた。以下内容をまとめてみる。


学校では男女平等や努力すれば報われるということを学んだのに、社会に出てみるとそんなことは真っ赤な嘘で女性嫌悪が露骨に表れ、セクシャルハラスメントにあふれた社会にぶつかる。それもそうだ、現時点の社会で力を持っているのは韓国社会で家父長制度(訳者注:語弊があることを承知で超簡単に言うと、長男が家のものをすべて相続する制度)の元育った男性なのだから。
「女は子供を生むとすぐ会社辞めるから使い物にならない。」という言葉。「子どもを産んだら仕事は続けられない」といった地方の中小酒造メーカーの対応が韓国の社会的に大きく取り上げられたこともあった。会社を辞めるのか、会社を辞めるしかないのか。

「女性らしくいること。」と「女性であることによるアドバンテージを要求しない。」という矛盾した基準を社会は女性たちに要求する。

男性たちが女性を求めながらも女性に相手にされない悩みを持っていることを前の記事で指摘したのと同様に、20代30代の女性たちもまた自分たちの悩みをSNSや匿名女性コミュニティー(メガリアンなど)を中心にお互いの経験などを話すうちに女性嫌悪の対象者として一体感が生まれている現状をハンギョレは指摘している。

男性側の葛藤にしろ女性側の葛藤にしろ、社会問題の根幹があるから苦しいということだ。女性側もセクシャルハラスメントを受けていてたとしてもそれに見合う対価を受けていればある意味受け入れられるのだ。アイドル達のように。ただ、韓国女性たちは、仕事に対する評価も低く、女性差別の権化の男性が上司で逆らえないという、現実と理想とのあまりにも大きなかい離に苦しんでいる。男性たちもまた、仕事における将来の不透明感を抱えながら、求め、認められたい女性たちに拒否されているという現状に苦しんでいる。

やっとチャンソンが言っていた「個人の問題でもあるが韓国社会が持つ問題を表している」という意味を呑み込めた気がした。

犯人は精神疾患によりこういった社会にただよう一体感というものにさいなまれ、また弱い対象である女性を襲うことに至ったのだろう。精神疾患がかれをこういった事件に向かわせたとはいえ、二回にわたって解説してきた韓国の若い世代に漂う絶望感がこの事件をきっかけに表出してきたということが分かった。

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