生理用ナプキンが買えない…月に1週間学校を休む10代少女の苦悩

韓国は紙製品が日本に比べ異常に高い。質がいいわけでもないため余計に高く感じる。ティッシュはあるにはあるが普通はトイレットペーパーを使う。再生紙があまり使われていないため高いというのもあるようだ。そして生理用ナプキンは、日本で安ければ200円、安売りでなくても4,5百円で買えるものが韓国では1,5倍~2倍はする。女子留学生は日本に一時帰国したらナプキンをかばんに入れて韓国に戻ったものである。



韓国のSNSでは、生理用ナプキンが買えないため学校を休むというエピソードが話題になっている。ある先生が残したエピソードであったが、このような現実は各所で見られるようだ。前述の女子学生はナプキンが買えないため、ハンカチを取り替えて1週間ただ横になっていたそうである。漏れないようにゴム製の靴の中敷きを使っていたという話もあるそうだ。月に1000円。貧しい家庭にとってはただ捨てるものに1000円は大きな負担であるだろう。

数十年前の話で、工場の寄宿舎において一番多い窃盗品は生理用ナプキンであったと言われるほど、韓国は変わっていないのかという反応も見られる。

ナプキンは付加税(消費税)免除商品であるが、価格は年々上がっており、韓国製紙会社大手のユハンキンバリー社は来月に価格を上げると発表して批判を受けたため撤回している。

ナプキンを買えない生徒は学校のトイレットペーパーを何回も変えることでしのいでいるというが、においがすることをからかわれた経験のせいで学校に出てこなくなる生徒も見られるという。

政策で生理用品を貧困家庭に支給しようという動きは毎年あるようだがなかなか通過しないため、民間団体が寄付を集め希望者に渡しているという現実があるが、なかなかすべての希望者にわたらないのが現実である。

今回のことが話題になり、このソーシャルベンチャーには多くの金額が集まっているということだが、すぐに希望者すべてに配るというのは、会社の運営上なかなか難しいようである。

話が話だけに公に性の話をするのがはばかられる韓国において、生理用ナプキンを支援しましょうという法律が国会で話されること自体想像しにくい。結局は価格のせいだと思うのだが、生理用カップなども最近では出回っているようであるし、そういうものを広めるというのも一つの手ではないかなとも思う。製紙会社を批判するだけでは解決しないだろう。

参考: “생리대 살 돈이 없어요”

トップ画像はソーシャルベンチャー easeandmoreより

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