k-popファンの基礎知識!韓国の徴兵制とは?なぜ芸能人は入隊が遅いのか?

k-popファンや韓国ドラマファンで応援するのが男性が対象ならば必ず接することになるニュースといえば「入隊」です。でも、入隊って何のことだかよくわからないものです。でも韓国の男性は軍隊の話をすることが好きなので、聞けばいろいろ教えてくれます。韓国女子は聞きたがらないから!
今回は基礎知識として韓国の芸能人の入隊の流れを簡単に説明していきます。


なお内容が詳しいコネストさんから適宜引用させてもらっています。

韓国の男性は、満18歳で徴兵検査対象者となり、満19歳までに検査で兵役の判定を受けます。この結果によって現役兵として入営する現役兵になるか補充役・社会服務要員いわゆる公益勤務要員になるか判断されます。(ほかにもありますが大部分がこの二つのうちどれかです。詳しくはコネストさん見てね。)
男性芸能人が30歳の誕生日ギリギリまで入隊を繰り上げられる理由は、大学や大学院に在学しているからです。

(追記:誕生日ギリギリまでというのは間違いなようです。韓国の軍隊には「兵役年齢の算定」という項目があって、韓国の年の数え方と似ているのですが、30歳までといえば30歳になるその年の12月31日までをいうそうです。対象者になるときは満年齢のようですが、兵役の履行に関しては30歳になっていても12月31日までなら大丈夫なようです。が、やはりあまりにも遅くするのはイメージ上よくないと考えるため29歳になったときに次に来る招集で基礎訓練所に入隊することが多いようです。)

男性芸能人が大学や大学院に在籍するのは、学生身分を手に入れ自動的に招集がかかるのを遅くするためです。(実際に通いまじめに単位を取得する場合もあるでしょうが、芸能人の場合はほんとうにそのように単位を取得しているかは謎です。通信制に在籍する芸能人も多いですね。)大学生で早く軍隊に行ってしまいたい場合は在学中に入隊を希望する旨を申請するのが普通です。申請すれば優先順位を上げて入隊できるようになります。また、申請をしていなくてもランダムな呼びだしによって学生が招集がきたとしても学業を理由に延期できます。学業に従事している学生は招集・入隊対象者の中の優先順位が低くされるため招集の声がかかる確率も低くなり、呼ばれたとしても学業を理由に延期できるのです。大学院まで行けば25歳前後まで、その後二年までは個人的な理由で入隊・招集を延期できます。で、ぎりぎりまで延期した次に来る招集で入隊するわけです。K-popアイドルや男性俳優らがどこにあるのかもよくわからない大学に在学している理由はこれです。もちろん大学側が有名人の名前を置いている場合もあります。

現役兵であっても公益勤務であっても軍の訓練所にはいきます。(兵役免除者はこれもやらない。)、陸軍はノンサンの訓練所で4週間の訓練を受けます。現役は現役同士で訓練を受けますし、公益は公益同士で訓練を受けます。公益勤務者も同じように4週間の訓練を受けますが、かなり考慮されているようです。体調が悪かったり、そもそも向いていない活動がある場合は違う訓練に変えてもらい時間を埋めることもできるようです。公益勤務の場合は、軍生活はむしろ楽しかったという話も聞きました。銃もつ経験なんてそうそうできないからねー、という話を個人的に聞いたこともありましたが、多くの韓国人男性にとっては新兵訓練は緊張し辛かったものだという印象が強いです。
現役でその後も軍生活が続く人にとってはなかなか気が重い訓練所生活なのは想像に難くありません。不安も多いでしょう。特に外との関係が完全に遮断されてしまうこの4週間に韓国男子は家族のことや友達のこと、彼女を残してきていれば彼女のことなどいろいろと考えを巡らせるそうです。軍人がチョコパイを好きだというのはこの時の経験から来ます。(詳しい記事)訓練兵の時期はまだ軍生活にも慣れず軍の食生活にも慣れていないため、活動がない日曜に宗教イベントに参加し、そこでもらうチョコパイに外の世界はよかったんだなぁとかみしめることになるそうで、その記憶が本当に何年たっても鮮明だそうです。
また、芸能人が入隊します!といって、ファンが集まって送り出すのもこの訓練所のことです。最近ではほかの訓練兵に配慮し、静かに入隊する芸能人も多いですね。

この4週間の訓練が終わると、それぞれに配属を受け本格的な軍生活に突入します。一般的な陸軍であれば生活自体は訓練所時代に比べれば軍の売店で買い物もできるのでタバコも買えます。最近では軍内にインターネットが可能な部屋がありウェブ閲覧もある程度可能です。さすがにチャットなどは制限がかかるようですが。徴兵制度下では軍人のレベルは四つに分かれておりそれが上がるにつれて生活も楽になっていきます。会社で言う昇格と同じだよ、と聞きます。軍に行った人は韓国の職業文化を2年間で短く経験することになるわけです。軍隊という性質上様々な人とぶつかり不条理なことも経験することになり、社会経験の第一歩となっているわけです。海兵隊や最前線に配置されれば訓練の強度自体はほかに比べれば高いでしょう。しかし、芸能界では特殊部隊に志願して兵役を終えると人目置かれる存在になります。ほかの記事でも何度も紹介していますが韓国で暮らし韓国国籍をもつ男性にとって軍隊というのは一体感を持つうえで重要な要素になります。もちろん家庭の事情や体の事情によって公益勤務を終えたとしても同じように立派に国の義務を終えたのですが、兵役義務を終えた人を「軍畢者」というのも、あくまでも軍が義務なのだというのが感じられます。軍で何かずるいことをした人は韓国男性には本当に印象が悪いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です