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K-POPにおける青少年保護コンテンツについて1

お断り

この記事にはアダルトコンテンツは含まれません。韓国における青少年保護を目的とした政策について、またコンテンツ制作における表現の自由と政策の関係についての考察です。
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Kpopや韓国のテレビに興味のある人ならば目にしたことがあるであろう青少年保護マーク。韓国国内においてもこれらのマークや規制の根拠はよく研究されていません。今回は韓国でだって興味がない青少年保護に関する法的根拠を紹介します。

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      韓国における青少年有害物の概念

青少年有害物は映画、ビデオ、ゲーム、音楽、公演、インターネット、刊行物、広告などの媒体の中で青少年に対し有害で煽情的で暴力的な内容が含まれているため青少年を対象にして流通させることが不適切である媒体をいう。
「青少年保護法」においては青少年有害物を
1、青少年保護委員会が青少年に有害であると決定、確認し女性家族部長官が告示したもの
2、他の法令によって該当媒体を倫理性健全性を審議する機関が青少年に有害であると審議、確認し女性家族部が告示した媒体
のうちどちらかに該当するものと定義される
(「青少年保護法」第2条第3号、第7条第1項)

韓国ではこのようなものを対象として、政府が上にあげたものを青少年有害物に指定することができる。
これに関して、審議を受ける側、つまりテレビ制作者や音楽制作側、映画製作者は様々な制約を受けることがある。制約である以上、それらの人々の収益に影響してしまうわけだ。

以下が、青少年有害物を審議する機関である。
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この中でもよく出てくるのが、青少年保護委員会と放送通信審議委員会である。青少年保護委員会は女性家族部の傘下、放送通信審議委員会は大統領下である。それぞれさまざまな社会的論争を巻き起こした。
放送通信審議委員会の場合はmissAの包帯を巻いた衣装に関する煽情性の問題をはじめとした音楽番組への女性アイドルの衣装への干渉や、政治の中立性の問題などに立ち入ってきた。
女性家族部に至っては、様々な歌手の曲(キムドンリュル「酔中真談」、ビースト「雨が降る日に」)を青少年有害物に指定し、批判を受けた。理由は審議の審査基準の不明瞭さである。
しかし、このように女性家族部が批判を受けたのは2011年ごろが中心であり、その後も批判を受けているが批判理由が変化してきている。

また、主に音楽制作者側の青少年有害物への意識が変わってきているということをみることができる。

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※参考
媒体とは以下のうち1つに該当するもの
1、映画、ビデオ
2、ゲーム
3、音盤、音楽ファイル、音楽映像、音楽映像ファイル
4、公演(古典音楽公演除外)
5、電気通信を通じた符号、文言、音響、映像情報
6、放送番組(報道番組除外)
7、一般日刊新聞(主に政治経済社会に関する報道、論評、言論を伝える新聞は除外)特殊日刊新聞(経済、産業、科学、宗教分野は除外)インターネット新聞(政治、経済社会に関する報道、論評、世論を伝える新聞は除外)インターネットサービス
8、雑誌(政治、経済、社会、時事、産業、科学、宗教分野は除外)情報刊行物、電子刊行物、そのほかの刊行物
9、刊行物、電子出版物、外国刊行物(7,8、に該当するもの除外)
10、屋内外広告、上に記載されるものに収録、記載、展示されたりする産業的広告
11、その他青少年の成人的身体的健康を害する恐れがある事務所家庭など屋内に配布される広告用のチラシまたこれに類似のもの




韓国政治が宗教的ということから嫌韓について

アンチョルスについて書こうと思っていたのだが参考にしていたキムスンジョン.comが消えた。ただ単に個人ドメインの更新が遅れて消えただけならばいいが、反政府的なこと書いて消されたのではなければいいと思う。

韓国政治と韓国社会については書きたいと思っていたので、つらつらと書いておこう。アンチョルスについて詳しくはまた。




韓国の場合直接選挙で大統領を選ぶことができるので、留学前はその点うらやましいと思っていたのだが、実際にいてみて感じてみたのは、直接やろうが間接で選ぼうが、期待は裏切られるということだ。

韓国は政治家にクリーンさを求める。「政治家はクリーンであるべきだ。」というもう幻想に近い理想。
日本も同じように大陸から多くのことを学んだが良くも悪くも政治像というものは変容していったのだろう。失望して、自分たちもはどうにもできないものというあきらめだ。どうせ裏でこそこそやっているんだろう、そういう能力も政治では必要だよね、と認めてしまっている。

しかし、韓国はそれを認めたくないのである。それがアンチョルス氏のことでよりはっきりしたなと思う。今はその人がパンギムン氏に移っただけである。きっとあの人ならクリーンで正義的な仕事をしてくれるだろうという期待。本人は大統領選挙のことについて何も言ってないし、どういう政治的考えなのかもわからない段階で支持を受けているというのはアンチョルス氏のときと変わっていない。えらい役職についている人だからきっと素敵に違いない、と。アンチョルスで分かったじゃん、と私は思うのだが韓国の若い世代が受けたショックは癒えないのだろうか。

これはやっぱり儒教的な考えなのだろう。上に立つ人は立派な人であるべきだという。日本は天皇のおかげで人格者と政治を切り離せるのだろうが、韓国は王が政治を行っていたため正義と政治は一体化して考えられやすいのかとも思う。民を思う王様は韓国時代劇にも出てくるキャラクターである。今の韓国政治は民を思うどころか苦しめるばかり。民たちの理想への思いは募るばかりだ。

国民は正義を政治に求め、与党政治家は大統領への忠誠を誓うのみ。
両者の視線が重なり合う部分は、ない。

政治の理想像を反映して、韓国は社会において、正義は存在し正義は実現されるべきであるという思いが非常に強いと思う。そう思わなければやってられないのだろう。そして、その思いを行動に移す力もある。自分が正義であると信じそれに突っ走るエネルギーは、とてつもなく大きいし制御不能だ。(慰安婦問題で国民に「理解してほしい」といっても慰安婦の人権を守るということが正義になっている人々には油を注いだだけのことである。様々な思惑のために慰安婦をイシュー化した事の発端の人々よりもよりコントロール不可になっている。労働争議の熱さもコントロール不可だ。)

その制御不能さは世界からの受けが悪い。日本においても嫌韓されるのはこのような背景がもととなって極端に表れた部分に対してだ。やはりその極端さはいたいたしさがあり、みていられないのだ。




韓国の政治宗教化と韓国人にとっての理想の政治家とは

カールマルクスは「宗教は人民のアヘン」であると話したが、結局はアヘンである宗教は共産主義ではなかったか?世界での共産主義革命と集権の中でおこった残忍な殺害や人権の蹂躙は、宗教的な信念に侵されないでは起こりはしなかったことであろう。

政教分離の話じゃなくて、政治が宗教的な面を持つという話。

理念の宗教化は政治の宗教化につながらざるを得ない。宗教化された政治もまた狂信に陥ってしまう。しかし、このように暗い面だけがあるのではない。驚くほどの献身と連帯と結集をなしとげられるという面もある。韓国の民主化闘争がまさにこれにあてはまるだろう。反独裁闘争から民主化のために戦った人々の自己犠牲と献身は宗教的といってもいいだろう。彼らのおかげで今の韓国が民主主義をうたっていられるのだ。

韓国の「民主化以降の民主主義」体制の今も政治の宗教化には変化がないが、これは果たして望ましいことなのか疑問である。切迫した状況ではなくても切迫した思いや狂信のもと善悪の二分法で見ることは相手側との疎通それ自体が不可能になるためである。今の韓国の政治の問題はこのような「疎通の不能」のようなものではないだろうか。

現在のセヌリ党内部で広がる、どの朴派に所属するのかという問題は民主主義の原理に基づく政治的な行為であるというよりは指導者を教主に据える宗教的行為に近いといえるだろう。

韓国は「政党民主主義」国家というよりは「指導者民主主義」であるということを意味する。

はじめは、朴槿恵大統領への支持をもとに「親朴」と「非朴」が存在したのだが、その後はじめから朴派だった、途中から朴派になったなどと細分化された。親朴よりもより忠実な親朴だという「真朴」などもでてきた。これらは結局党内において自分が一番朴槿恵大統領を支持しているという主張をしあっているだけである。

韓国人が今度の選挙人を選ぶ際に重要視することを見てみるとより表れている。

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道徳性32.2% 公約政策28.8% 経歴能力20.6% 政党11.4% 理念4.3%

の順になる。道徳性その人が正しいことをするひとか正しくないことをするひとかということで決めたいというのである。まさに宗教的であるといえるだろう。
しかし、選挙に出る人は、権力志向があるだろう。結局党内でやってることは派閥争いだし、選挙に出る人は(もちろん全部ではないだろうが)権力争いだし、国民が求める道徳性と政治家たちの権力とはそもそも全く違うものなのかもしれない。

それでも、正しいことを正しいといってほしいというのが政治家に求める韓国国民の思いなのだ。




韓国の整形家族写真としてネットで広がった台湾モデルの悲劇

正確に言うと韓国のニュースではないのですけれども、韓国とつなげて記憶している人も多いと思いますので紹介いたします。

ちょっと古い記事なんですが、日本語では、あんまり出てなかったようなので。台湾系ニュースを扱ってるところならもう訳があるかもしれません。
上のYOUTUBEの写真を見れば見覚えがある人も多いかとおもいます。

      確かに見覚えがあるけど!?

この写真が出たころは日本のネットでは韓国の整形家族の写真だと広まっていました。しかし、実はこれは台湾の整形外科医院の広告の写真でした!ってところまではネットで整理できているようです。実の家族関係はないよ、と。
でもあまりにも衝撃的な(?)写真だったのと日本人の韓国のイメージとあまりにもぴったり合いすぎちゃって韓国に興味がある人もない人も韓国整形家族の写真として見る機会があったのではと思います。
で、このニュースなんですが、このきれいなほうの女性、訴えを起こしたそうです。何に関してかは記事を見ていきます。




2012年に海外メディア報道で、中国である男性が妻に対してかわいくない娘を生んだとして離婚訴訟をしたというニュースがあった。結婚前に整形手術を受けていたことが子供が生まれてからその子供の顔で分かったためである。そして、このニュースは例の写真と一緒に報道された。
しかし、この写真はニュースに出てきた男性と女性の写真ではなかった。問題はこのニュースが世界に配信されて起こった。広告の写真のモデルである女性が報道後人々から悪く言われるようになったというのだ。
叶宛承は台湾において多くのブランドで広告モデルとして、また、ミュージックビデオに出演し活躍している人気モデルだ。しかし、この広告が報道に使われてからは仕事が途絶えた。そして「地獄で生きていた。」と話す。




紙媒体のみでつかわれるという契約であったのに、写真撮影後ほかの整形外科医院でもこの写真が使われ、その医院ではネットにこの写真を無断利用したことで写真がネットに上がることになってしまいました。ここで終わっていればそこまで被害は広がらなかったのでしょうが、またそのあとに、中国のタブロイド紙が前述のニュースを報じるときにこの写真を無断利用し全世界に広がってしまったわけです。
このせいで彼女は整形を受けて詐欺結婚をしたと世間から言われ、仕事が来なくなったとして1000万以上の収入を得ることができなかったと、広告代理店と二次使用した整形外科に対して訴えを起こしているというニュースでした。

しかし、彼女にとって大事なのは、訴えを起こし損害賠償を受けることよりも整形を受けて詐欺結婚をしたのではないという事実を知ってもらうことだったでしょう。

広告ですよ、とまでは聞いていましたが、この女性がこんな目にあっているとは知りませんでした。

そしてなぜか韓国の写真だと受け取っていた私もいます。二重に盲目だったなと思います。




でもですよ、こういうの韓国の芸能人とかで見なくもないんですよね。ユン○ナとか。整形前のおかあちゃんにそっくりだねぇって。

ヌリ課程の予算闘争 누리과정 예산 갈등

日本でも私立幼稚園に入れる際に補助金があるが、段階的なもので、授業料がただになる家庭というのは限られている。また、毎年補助金の予算が通ればもらえるというものでいつなくなるかもわからない制度だ。また一人目は助成額が少なく、2人目で約半額、3人目でほぼ全額ただとなる制度だ。そんな不安定さでは幼稚園は負担少ないから産もうという動機にはならないと思うが、名目上公立との不平等解消のための一政策となっている。
韓国では朴槿恵政権(2013年)から無料化を政権公約としはじめられたが、予算をどこから出すかということで押し付け合いが起こっている。

ヌリとは韓国語で全世界の意味です。ヌリ課程とは年少から年長までの子供を国の責任で教育を行いより大きな夢を描き幸せな世界に進んでいけるようにという思いから推進されている政策です。具体的には子供たちが政府の支援によって幼稚園や保育園に通えるようにするものです。この政策を進めるにあたってどこがお金を負担するのかということに関して政府官庁の間で争いが起こっています。

日本の補助金はあくまでも子供を通わせる側に返ってくるお金ですが韓国では様子が違うようだ。

 사립 유치원 교사·원장·학부모 보육대란 도미노 시작

私立幼稚園の教師・園長・親 混乱の連鎖がはじまった1月20日が幼稚園のヌリ課程の補助金の入金日であったが、ソウル、キョンギ、クァンジュ、全南地域の幼稚園は教育庁からの補助金を受け取れなかった。とうとう始まってしまった保育騒動は幼稚園教師への給与未払い、幼稚園の園長の借金、親たちの29万ウォンの追加納付へと連鎖していくだろう。

このように園へ直接お金が行くので、親たちも園も補助金に頼っているというのだ。日本式ならば、園には一旦親からのお金が入るが、韓国方式ではそうはいかない。保育園は国庫から直接お金が入るのでまだ混乱は小さいというが、それでも、はいるべきおかねがはいらないとしわ寄せは、子供たちにいってしまう。

韓国の幼稚園や保育園に関する報道でたびたび目にするのが給食の質の低さである。カビが生えた食材を使っての給食の提供や、体罰・暴力というのはここ一年だけでも多く目にした。なぜかというと、運営がカツカツなので食事で削減しようとする園があるというのだ。もちろんごく一部の園であるが、入ってくるお金が限られている以上削るしかなく、教師への給与も決して高くない。(今回の事態で1月25日に給与を受け取れなかった教師が出ている。記事

2013年に乳幼児保育法と幼児教育法が改正された。その案の中で保育費を地方教育財政交付金で充当するという内容が入った。これによって保健福祉部の管轄であった保育園の保育費が国庫と地方自治体に移った。これによって昨年の9月に企画財政部は来年度の予算にヌリ課程支援予算を策定しなかった。そのうえに政府の税収が落ちたといって地方の教育庁への交付金も前年から3%減らした。
政府側は、「国庫の負債が大きいが地方自治代の負債は国庫ほどおおきくない。ヌリ課程の予算は2012年からすでに段階的に自治体への交付金で負担することが原則だった。」と、予算を策定しなかったという。

 

結局、お金がない以上ない袖は振れない。去年から予算に関しては政府地方自治体間でやり取りがあったようだが、ここにきて完全にコップの水があふれてしまった形になった。

日本もいつ補助金がなくなるかわからないが、親たちはもらえれば儲けものくらいにしか思ってないし、金額もすくない。
韓国は大きくは出たが、結局まったくできていないわけで、初めからやらなきゃよかったのに、という形になってしまった。結論としては、私学は結局親も負担しなくてはいけないし、公立だってそれ相応の負担をすることになる。それを助ける形で国家も一緒に負担をすればいいという制度に立て直していく方向性を政府が示せばいいだけのことだ。
今回は、政府側があまりにも地方自治体に丸投げだ。交付金はだすからその中でやれるだけやればいい、ほかのところから予算を持ってくるならそれは地方それぞれだという言葉もなしに、全部やれ全部やれでは地方自治体も困るだろう。
そしてなによりも、子供たちが安定的な幼児期をおくれるようにするべきである。お金のことで悩む姿を見せるのは、もう少し後でも遅くないはずだ。




というのが、きれいごとの話で、このなかのコメントには、左派の教育監(自治体側)が政府と対立し政府側を悪く見せるために政治的材料に仕立て上げたのだという意見もある。どっちにしろ被害者は子供たちだ。

 




旭日旗に対する韓国の過剰な拒否反応

http://www.huffingtonpost.kr/2016/01/23/story_n_9062726.html?1453609003모델 김상우, 메종 키츠네 욱일기 화보 사과하다

モデルキムサンウ「メゾンキツネ」の旭日旗ブランドスナップに関して謝罪

韓国系イギリス人のモデルキムサンウが旭日旗もモチーフにした写真に関してインスタグラムを通じて謝罪した。

モデル事務所エスチームに所属するキムサンウはフランスのブランドである「メゾンキツネ」がジブリの「風立ちぬ」をモチーフにして発表された2016年の秋冬コレクションにおけるルックブックに参加した。そこにおいて旭日旗が象徴的に使用され論争になっている。

このルックブックがネット利用者の間で話題になり問題視され、キムサンウはしばらくの間インスタグラムを非公開にした。そして、23日に謝罪文をインスタグラムをとおいて発表した。

—–キムサンウです。まず今回の件で多くのかたを失望させてしまったことをお詫び申し上げます。ブランドの広告に関するコンセプトを国家別のコンセプトであると言うことまでだけわかっていました。自分自身何も分からず写真を撮り、みなさんのコメントを読みやっとそのとき、問題の深刻さを理解しました。自分が無知だったとは言え間違ったことですのでもう一度謝罪いたします。詳しく理解していなかったことを後悔しており、自分の無知に関して反省しております。皆さんが怒りを表し、自分に失望しながらも自分に説明してくださったように自分もこの機会により勉強し、一生懸命常識を持ったキムサンウになれるよう努力いたします。申し訳ありませんでした。—–

また「メゾンキツネ」側もハフィントンポストに公式謝罪文を送付した。

—-今回のことに関して私たちに教えてくださった皆さんに感謝の言葉を申し上げます。また2016秋冬ルックブックに公開された写真に関して謝罪申し上げます。指摘を受けました写真はメゾンキツネでは使用いたしません。糸とは異なり文化的なtigaitoこれによるイメージの違いを理解していなかったフランスクリエイティブチームの間違いによって多くのかたが受けた不快感ち心の傷に対して今一度謝罪いたします。—-

メゾンキツネは2002年にダフトパンクのマネージャーと建築家のクロキマサヤが中心となっているフランスのブランドである。世界にショップが展開されている有名ブランドでありさくねんには韓国をモチーフにしたカプセルコレクションK.I.Mを発表していた。

引用終わり

旭日旗に対して単なる太陽のモチーフとして利用されることも多々あり軍国主義の象徴としてのみ利用されるものではない。その文脈を読み取って批判するべきは批判するのがよいと述べるブログ記事もあるが、ほとんどは「何で被害者の俺らがあいつらのこと理解してやらねばならんのだ!太陽ピカピカのマークが気持ち悪いもんはわるいんだよ!」という反応である。

ましてや今回は、韓国人いわく「日本軍国主義ニダ!ムキー!」の服を韓国系モデルが着るというありがちなやつだ。西側の人にはわからんよね。私はわからんもん、西側のゴタゴタ。

個人的には服がカッコいいとは思わないので日本イメージの服として使わないということであればまぁ良かった、と思うが。だって胸のところに大きい赤丸の服なんてきないでしょ?フランス人はフランスの国旗のデザインの服着るのがクールなのかしら。半纏のツギハギをジャケットっぽく着てるのとかわかんない。もちろん、別に日本人に着てもらおうとおもってるんじゃないだろうけど。

こうやって日本悪い、軍国主義、右翼、戦争やろうとしてるって拡散されてるんだな。




カカオとメロンの合併の話

JJCC「不眠症」。曲はいいのにさっぱり人気はない。ジャッキーチェンが手がけたアイドルなのだが、芸能事務所の力がなければ売れないという典型例。

弱小系芸能事務所の歌を紹介しているyoutubeのチャンネルONE the Kはオフィシャルサイトを見ればわかるがLOEN運営である。

この会社、韓国の音楽配信会社である。レコード会社として、また、芸能事務所としていくつかの歌手も在籍しているが、大きな仕事としてはMP3の配信である。

韓国人はMP3を月1500円くらい払って数十曲ダウンロードして聞くのが主流で、そのサイトとしてLOENが運営するMELONは韓国において大きなシェアを持つ。

韓国のSM、YG、JYP三大芸能事務所はそれぞれでYOUTUBEチャンネルを持っており所属アイドルの曲を紹介しているのだが、このサイトだけはばらばらでその理由が気になっていたのだが、この記事で謎が解けた。

 

キャプチャ

http://www.iloen.com/index.jsp

そのLOENを韓国の主流メッセンジャー会社カカオが買収したという話。これについてよくわかる記事を紹介しよう。

http://www.ddanzi.com/ddanziNews/66386999
정치 사회 [이슈]카카오의 로엔 인수 관전 뽀인뜨

1.カカオの歴史

カカオは国民的メッセンジャーカカオトークを作った会社である。サービスは2010年3月に開始されiphoneのアプリとしてはじめはスタートし海外アプリ国内アプリとの競争の末、アンドロイドの成長へ早くに対応、合理的なグループチャットなどにより国民的メッセンジャーサービスとしての地位を確立した。カカオは2010年代を代表する韓国IT企業という象徴的な会社である。
2014年10月、国内2位のポータルサイトDAUMを合併した。これは2010年代の韓国IT史において最も衝撃的で画期的な合併であった。また、カカオは2015年3月にカカオトークタクシーを発表し11月にあるインターネット銀行を合併した。
このカカオに対して一般的に聞かれる批判としては「内需用企業の限界」ということだ。カカオが韓国において地位を築いたメッセンジャー市場で中華圏東南アジアの市場も進出しようとしたがNAVER系列のラインや中華系のウィチャットにはかなわなかった。その間に韓国のスマートフォン市場は飽和状態になり、これ以上の成長を期待できないという意味でつかわれる。
しかし、カカオは国内でのメッセンジャー市場における確固たる地位を基礎にソーシャルゲーム文化広めとタクシーを捕まえる手段の方法を劇的に変化させ、国内における事業範囲を広げている。
驚きのスピードでゲーム、公共交通、金融にてを広げたカカオが次に手を伸ばしたのがLOENである。

2.LOENの歴史

現在のLOENになった最初の契機は2005年のSKTが株式会社ソウル音盤を合併して始まった。当時国内の音楽市場は2000年代のインターネットの普及によってCDなどの不法コピーが広がっておりまた、携帯電話が広まるなど変化の激しい時代であった。また他の携帯電話会社と他の音楽配信サイトの合併もあった。このように携帯電話会社、ポータルサイト音楽配信サービス、レコード会社、レコード企画会社、音楽専門チャンネルなどの音楽市場にかかわる勢力がけん制しあい、合併し、また、離れ主導権争いを行っていた。
SKはソウル音盤を引き継いで既存の自社音楽サービスであるMELONとソウル音盤を別々にした。また、LOENエンターテイメントを子会社として設立した。芸能事務所、レコード会社、レコード販売会社、音楽配信サービスをすべて統合されている別々の法人とし、それらは国内最大の携帯電話会社の系列会社としてオンライン音楽市場の50%を占有し、安定的に維持してきた。
この構造のおかげではまちがいとは言えない矛盾を抱えはしている。芸能事務所が音楽配信サービスまでするのであるが、その音楽配信サービスでは自社の音源だけをクローズアップするわけではない。ほかのアイドル専門事務所に比べ商業主義とだけは言えない様子がうかがえる。例えばIUを通してうかがえるし、中小の芸能事務所を合併したことは肯定的なひょうかをうけたりもした。
2013年SKTがSKプラネットを子会社として設立する際LOENをSKプラネットの子会社とする過程で公正取引法の「子会社行為制限要件」を満たすため第3者へLOENを売却しなくてはいけなくなり、LOENと携帯電話会社との公式的なつながりは解消した。結局LOENは芸能事務所、流通会社、大型音楽配信サービスがすべて合わさった韓国音楽市場のおおきな集合体になった。

あとは、カカオがLOENを活用するのか、ただの高い買い物だったのかという話なのだが、これはまだわからない。

また、この合併話で一番儲けたのはスターインベストホールディングスというところでここが結局株の仲介となって現金収入を得たということだ。また、この仲介は儲けたお金でカカオの3大株主になった。この記事では、この合併劇はこれで終わりではないと閉めている。
—-記事の内容はここまで—–

 

これを読んでONE the Kがなんで弱小ばっかり紹介するのか背景がわかった。また、紹介している歌手を見ていると韓国の音楽性を広げるためにも大きな役割を果たしているなと思う。アイドルだけじゃないKPOPの姿を見ることができるチャンネルなのだ。

カカオが結局金儲けの奴らに振り回されているだけなのかはまだ分からないが、音楽業界も結局金の世界。それでも、いい音楽を作っている人々を紹介してくれるLOENのような会社は揺らがないでほしいなと思う。

 

ちなみにこのタンジ日報というサイトはネットの記者が書いているものが多い。それにしてはしっかり調べられているし、面白い内容である。いや、よっぽど大衆紙の芸能面よりしっかりかかれている。

まぁ、韓国人でもあんまり読まない記事なのに日本人に需要があるかは知らない。