背は競争力の証!?男性の見た目「も」評価対象の韓国社会

韓国において多くの人の悩みが「外見」であるだろう。狎鴎亭をはじめとした江南には毎日のように新しい整形外科が現れ、外見のための新しい産業が次々に現れる。若者の1番の興味は「見た目をどうやってよくするか」ということである。

若者が見た目に気をつかうのも無理はない。企業の人事担当者の10人に8人が採用時の面接で外見や服装を評価の対象とすると答えている。半数以上の担当者は見た目以外の判断基準において多少劣っている志願者でも見た目がいい場合は点数可算し、合格させた経験があると答えた。
その理由として、「印象によって信頼度が変わる」(50%)「自己管理ができるかどうかわかる」(30.6%)「外見が対人関係に影響する」(28.7%)が挙げられた。
確かにこのような就職における見た目の重視度合いは女性に比べれば男性のほうが低い。しかし、日本でもそうだろうが韓国でも美容に力を入れる男性が増えてきている。韓国の男性が利用する美容サービスとして、皮膚管理、ネイルアート、しわ用化粧品などがあげられる。

韓国のこのような現状が広がった理由として専門家は「外見は競争力」という考え方が広まったと指摘する。
高学歴であっても就職が難しかったり、ホワイトカラーの失業などによって社会的、経済的に無気力感を感じる若い男性が知的能力よりも効果をすぐに感じられる外見へ自己投資をしているという分析だ。女性が気に入った男性を選び女性のほうがより積極的に男性を選ぶようになり、男女関係において女性の選択権が広がったことが見た目を気にする風潮を生んだというのだ。
延世大学社会学科のキムヒョンミ教授は「1979~80年代は大学や職場によって社会的地位が決定したが最近は外見が個人の能力を決定するのに大きな役割を果たしている。学力のような内在的な能力は簡単に変えることはできないが、外見や体形は自分の努力によって変えることができるので、そのことが個人の競争力向上につながる。」と話した。

三つの記事から引用

「背が高くてかっこいい男が好き。」というのは、韓国女性の決まり文句である。実際は背が高くて儲けのない人よりも、不細工でも社会的地位の安定した人を選ぶのは日本も共通しているといえるだろう。
ただ、採用担当者が「見た目も考慮する」と堂々と言う。男女とも様々な基準に到達しようとする。島国の日本にいきているものからするといきすぎたように見える努力を。
韓国では相手の見た目についてよかろうが悪かろうが話題にする傾向があると思う。「やせたんじゃない?なにしたの?私にも教えなさいよ。」これなら日本のガールズトークで十分ありうるが、「顔膨れてるよ。昨日の夜寝る前にラーメン食べたでしょ?」と、女性同士男性同士だけでなく男性が女性にも直接言う。この「ラーメン顔膨れ」は性差別が声高に叫ばれる韓国でもなぜか許されている決まり文句だ。相手について興味があるということなのだろうが、日本人相手にずかずかいうタイプの私もびっくりするくらいずかずか入ってくる(笑)
見た目を気にするこの風潮は、言うことも言われることも多いのでより気にしてしまう現象なのではないのかと思っているのだが。

それにしても大学、軍隊、英語、インターン経験、外見の自己管理と韓国男性は忙しすぎる。