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5年前の2010年にソウルの龍山にマンションを買ったのに価格下落…ある40代夫婦の涙

韓国の不動産については何しろ割高だというイメージしかなかったが、ここ数年では価格が落ちついてきたという。しかし、韓国国民にとって家を買うというのは自分で住んだとしても投資という部分があったので落ち着かれては困るのだ。住み替えるときには価格が上がりよりいいところに行けるという考えなのにここ数年は価格が高くなるどころか下がるところも出てきているという。





5年前の2010年にソウルの龍山にマンションを買ったのに価格下落…ある40代夫婦の涙

最も高かった5年前にはほど遠い…龍山区が価格下落が最も大きい

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ソウルのマンション価格の上昇は開発において様々な良い要因があってこそ。しかし、龍山区の開発は事業計画が縮小されたり遅延したことによってマンション価格が下がってしまった。ニュースの取材を受けた夫婦は「ソウルのマンション価格は上がったとしても下がるなんて思わなかった。」と話す。ソウルの自治区別に見てみると、5年前につけた価格から下がってしまったところが半数近くある。(上図参照)

これから先もソウルのマンション価格が上がり続けるということには疑問符が付くが、供給過多になったソウル近郊の京畿道に比べればソウルの価格下落幅は小さいだろうと思われる。投機需要がひと段落し、実際の需要が中心となってきた。よって今までのように価格上昇幅が大きくない地域はこれからもっと上がると考え買うというのはよくないと指摘する専門家もいる。NH投資証券のある研究員は、「これからは価格が上がりそうなところを選ぶのではなく家族にとって良い場所を選びまた資金においても無理のない程度に収めていくマンション選びが増えていくだろう。」とコメントしている。

ニュース記事内容ココまで

韓国の不動産事情の現状はマンションを投機目的に買っていたけどここ数年上がらなくなってきた。またそれよりも前に不動産を持っていた人たちは次のところに移りたいと思っても価格が上がりすぎたために次への資金が準備できないという、結局誰にも嬉しくない状況になってしまった。これからも下がりにくいだろうと思われる江南区や瑞草区は教育競争によって価格が上がった典型的な街であり、5年前よりも上がっているからと言ってこれから投資に走るには割高感が高い。
結局投資だ投資だとすべての人が買いあさった結果、不動産バブルがはじけている感じは否めない。とはいっても、家賃が安くなったわけでもなく、庶民にはなかなか生活が大変な街であることは変わりないだろう。




Mp3一曲ダウンロードでミュージシャンには3円、韓国のデジタル音楽配信サービスの真実

韓国の音楽流通はCDとデジタル音楽配信サイトが主。その中でも韓国系音楽配信サイト(メロン、M-netなど)が有力です。なぜなら安いから。だいたい1000円で150曲とかダウンロードできるんでそりゃ使いますよ。メロンの合併の話でも書きましたが、韓国のデジタル音楽の流通は携帯電話会社が中心でした。しかしデジタルが進むにつれ違法コピー違法ダウンロードが蔓延しました。そのせいでこれらデジタル音楽配信サイトは値下げをし、多くの人にお金を出すことで音楽を楽しんでもらう方法を模索しました。最近ではその考えも浸透してきたように思います。(が、まだ違法ダウンロードがなくなったわけではありません。)しかし、お金を出して音楽を買うところまではいっても制作者側に流れるお金があまりにも少ない。ミュージシャンへのお金を削ることで流通と著作権協会が腹を膨らます現状。題名の通り最も人気のある音楽配信サイト、メロンで人気の150曲千円コースでダウンロードされた場合、制作者にはいるお金が約3円ということです。インディーズバンドの人が音楽配信サイトからの振り込み明細を公表し、明らかになりました。(他のサイトや料金制の一曲単価が高いコースで買われるとその分収入が増えるそうです。)

韓国ではitunesは全くもって人気がありません。デジタル初期には韓国独自のmp3プレーヤーが人気でしたし、ipodが出てもiriverが人気だったのでファイルをそのままプレーヤーにいれただけでした。itunesで音楽を管理するという考えは広まりませんでした。新しい曲が出たらファイルを入れ換えて古い曲はサヨナラ、もしくはコンピュータに残るだけ。

韓国にもアップルはありますがどうやらこの音楽配信業界に入り込むには障害があるようです。
一つは海外の事業が入る際に政府の承認が必要であるということ。国内の企業を脅かさないためにもアップルのような大きい会社が何もなにしどかどか入っていくことは難しい。
二つ目に著作権協会との契約が必要だということ。これは日本の感覚でも通じますね。

少し翻訳を。

政府は国内市場を混乱させ驚異となる可能性があるという理由でアップルが韓国国内におけるデジタル音楽配信事業を認めていないようだ。公式な話ではないが何人かから聞いた話によると、収益の分配率と商品構造が国内の実情とかけ離れているという理由で承認が下りないようだ。つまり、ミュージシャンに分けすぎということと変わらない。あくまでも予想であるが。

音楽ストリーミングサービスのアップルミュージックも韓国ではまだサービス外なことを考えても上の話があながち嘘ではないことがうかがわれます。

2000年代の主力商品は携帯電話の呼び出し音、電話がかかっているとき相手に聞いてもらう曲、サイワールドのbgmであり、流通マージンが大きく収益が大きい部分がありました。しかし、一旦不法ダウンロード時代を経、スマートフォン時代になりダウンロードが楽な音楽配信サイトに人が帰ってきたものの、人を呼び戻すため、そして、安さ競争のためよりやすくなったmp3。この状態にしたのは結局政府であり著作権協会であり、メロンその他のデジタル音楽配信サイト。この3つが困らないように音楽配信市場を作ったせいでミュージシャンたちは正当な対価をうけることも対価を得ようとitunes music storeなどの他のプラットホームを模索することも難しい状態であるといえます。

アイドルは音楽をうって儲けているのではなくテレビ出演やコンサートが儲けの主流です。前回SMの新しい試みについて書きましたがこれを読むとSMが韓国のデジタル音楽配信サービスの構造の中で戦おうとしている重みが変わってきますね。(SMのことですから絶対に負け戦はしないでしょうが。)

何しろ音楽で生きていきたい人の夢を摘んでしまうような構造は残念ですが、いい音楽が市場で評価を受けてほしい思いでいっぱいです。音楽にもお金だそう。

参考サイトhttp://www.ddanzi.com/ddanziNews/2349484

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K-POPにおける青少年保護コンテンツについて2

1.から続く

      曲とMVは審査機関が異なる

韓国においても青少年保護物についてかなり混乱しているので整理してみよう。
音楽に関しては歌詞を含めた曲とミュージックビデオは別々のものと考えられる。曲は女性家族部の青少年保護委員会による事後審査をうける。しかし、ミュージックビデオは事後にも国の審査を受けない。放送各局は個別に曲とミュージックビデオそれぞれに関して青少年保護のための審査を行う。
また、放送番組に関しては事後問題があった場合、放送通信審議委員会の審査という調査を受ける形になる。なので、放送局において曲の放送禁止指定を行わない限り女性ガールズグループの目を覆いたくなるようないやらしいダンスは流れることになる。(放送通信審議委員会は2014年に警告しているがそれ以上強い処置を求めてはいない。)
ダルシャーベットのジョーカーがKBSで不可を受けたというのは、あくまで曲に関してありKBSで曲を流すことができないということである。(MVに関してもKBSでは曲がダメだったので流せなかったと思われる。)国の青少年有害物には指定されていないので、各種のMP3サイトにおいて年齢制限なく聞くことが出きる。

ここで、疑問が生じる。なぜ、ミュージックビデオは事後審査なのか?実は、2012年から2014年初頭まではミュージックビデオも映像等級委員会の事前審査が必要であった。しかし、業界側の要請(MVの制作は期間も短く音源の発表まで時間があまりないことが多く、発売日までに事前審査を通すのがむずかしい、という主張。)により、また、音楽業界への干渉を少なくし「自律的な規制」によって業界を活性化していこうという動きが2013年夏ごろにあった。

この自律的な規制というものを初めに行い、自ら曲へ19禁をつけることで自分の表現力を示したのがビックバンのGドラゴン「そのXX」だ。

曲に関しては19禁がかかっている。しかしミュージックビデオは15歳以下閲覧非推奨。MVは事前審査期もの。曲は自主的な19禁であり、この事が話題となった結果、彼の独特の世界観がより認識された曲であった。彼(というかヤン代表)の規制なんて馬鹿げたものだ!という意思。

19禁にすることでむしろ彼は自由な表現を手に入れた。

なお、現在におけるミュージックビデオに関する自主規制による年齢制限マークはオープニングに流れる際のテレビ局(M-netのような音楽専門CSチャンネルの場合もあれば、MBCの場合など多数)の判断なので、そもそも統一された判断基準などない。基準がなく曖昧であるという批判はMVにおいてはあてはまらない。




      戦略的青少年有害コンテンツ化 青少年保護マークはむしろ青少年の興味をそそる。

元ブラウンアイドガールのGAINはソロ活動になってから、曲に関しては青少年保護委員会からの指定はあまり受けていないが、ミュージックビデオに関しては視聴非推奨年齢が高かったり19禁のものが多い。

GAIN(가인) _ Apple (Feat. Jay Park(박재범))

これに至っては、MV上の表示は19禁であるが、掲載元のOnetheKチャンネルは15禁表示なので、掲載元によってかえられるのを見ると、MV制作サイドにおける自主的19禁であると思われる。
このように、19禁表示はむしろ人々の関心を引く手段として有効である。

ソイニョンは前々からそのぶっとんだ性格で有名だった。ソロでカムバックした際にはかなり丸くなったののかな?と思われたが彼女の美意識は芸術的だ。

서인영 (SEO IN YOUNG) – 소리질러

しかし、世間一般向けには、はじめに作っていたものが19禁になり15禁を編集しなおしたのだが、そのこと自体が話題になった。

BTS防弾少年団もまた、はじめのものが19禁になったので15禁バージョンが出た事が話題になった。

BTS(방탄소년단) _ I NEED U

このようにMVの青少年保護等級は国から指定を受ける音楽に関する19禁よりも自由度が高く、音楽活動に支障をきたすものになっていない。また、youtubeにおけるMVの制作過程の公開や、インタビューはファンの注目をあつめる手段として一般的なものになっている。