韓国アイドルの生命線!男子は独自のコンセプト、女子は大衆性と男女に違いあり

オトナの知らない韓国アイドルの世界

ヨジャチング(ガールフレンド)はこれからも大丈夫?韓国ガールズグループの不安要素とは?でも書きましたが、ガールズグループの人気は大衆性に頼っているので世界史市場にも出にくく不安定要素があるということを書きました。では、ボーイズグループはどうでしょうか?男女でファンに違いはあるのかという記事から韓国のアイドル事情を見てみましょう。




韓国の大衆文化はアイドルで説明できる。若者の下位文化として認識されていたアイドル文化は世代と国境を越えて韓流の大きな柱になった。これによってアイドルを好きではない人にとっては良くわからないものだし特異に見えてしまう部分がある。一度経験すればわかるアイドルの世界をボーイズグループとガールズグループファン文化に分けて整理してみた。

      それぞれのアイドルが目指すところ

基本的には、CDの販売と営業活動といえるが、広告におけるガールズグループの活躍は目覚ましいものがある。ボーイズグループはファンを集めアルバム活動とコンサートが中心だ。そういった意味で女性は大衆性、男性は中毒性が重要なポイントとなる。よって男性グループはファンダムといわれる熱烈なファンが重要な役割を果たす。

      オッパたちの世界

ボーイズグループの人気と収益性は大衆よりもファンの忠誠度をどれだけ獲得できるかということにかかっている。かれらの文化はアルバム販売とコンサート文化だといえる。
(訳者注:オッパたちのと言われている通り、韓国の男性アイドルの国内向けのターゲットは10代女子です。しかし、お金をもって使えるようになったのは20代30代ということで、彼女らもまたターゲットであるわけですね。10代からはまらせてお金を出す精神を作ってもらう、と。)

      ボーイズグループにとってのアルバムとは

ファンはアルバムを数枚買う。言語別のバージョン違いはもちろんアイドルの写真やバッジなどが入っておりグッズが集まるまでアルバムを買うこともある。特にアルバムにはファンサイン会や握手会への応募券がついている場合は買えば買うほどオッパに会える確率が高くなる。2014年にデビューしたウィナーの場合は約3千円の限定版アルバムに110枚限定でサイン会参加の招待券が入れられた。そのため、入れなかったファンは会場の外でメンバーの名前を叫んだ。混乱が起こらないようにするのがマネージャーの仕事だ。

      ボーイズグループにとってのコンサート

チケッティングは難しく、チケット購入は、インターネットで取引され最高5万円ほどになっているという。コンサートを見に行ったファンはSNSで内容を中継し、ツイッターでは人気を検索語になる。ファンたちは自分の愛とお金を投資した歌手に対する忠誠を確認し、歌手は今まで培ったものを総動員してショーを行う。

      ボーイズグループはコンセプトが命

ファンダムを作り上げるにはグループの初期の企画力とマーケティングが重要である。EXOの場合はコンセプトは「宇宙人」シャイニーは「幻のような世界」。よってEXO
の音楽はファン以外には多少難解に感じることもあるが、それでもアイドルたちはそれを受け入れる。シャイニーの場合もアルバムごとに神話やファンタジーの世界観で音楽を作り上げ独特な世界観を形成している。ボーイズアイドルを好きな10代20代の女性たちは彼らを通して女性同士で交流する。



      少女たちの世界

ガールズグループの場合少女時代を除きファンダムはあまり形成されていない。ガールズグループの成功は大衆性である。よってボーイズグループに比べ芸能活動の幅も広く親しみやすさがある。ガールズグループにとっては大学祭への出演や様々な行事への営業活動と広告への出演が重要である。

      彼女らの一面が垣間見える逸話が重要

ヨジャチング(ガールフレンド)でいえば、雨の公演で滑って転びながらもダンスをあきらめなかった姿が民衆の心をつかんだ。またいろいろな事務所の練習生を経てのデビューということでそのような苦労話が大衆の心をつかんだ。
twiceでいえば、ツウィの政治性の問題で一気に時の人となった。そして彼女への同情が曲への人気へとつながった。

      ファンダムの世界 アイドルだけでなくスタッフへの気遣いも

ファンはコンサートを楽しむだけではない。ドラマへの現場へ数十万円規模でスタッフへの簡単な食事やコーヒーを送ったりする。
また花輪ではなくお米を送ってそれを芸能人の名前で寄付することによって好きな芸能人のイメージアップにつなげようというファン文化もある。米だけでなくIUの木やGドラゴンの林といったプレゼントまである。

      アイドルの広報もファンがする…明洞におけるファンたちの広告

広告費用20万から50万円ほどで地下鉄の大型広告を誕生日などに出すという。また、テレビに出演依頼をしアイドルがあまり出演しない音楽番組にしあジュンスが出ることになったのもファンの力だ。

      ファンダムの問題 肖像権などを無視したグッズ販売

最近では高価なカメラを携えて行事に参加する芸能人を撮影することがみうけられるようになった。彼女らはその写真で写真集などを販売し人気があるという。しかし事務所からしてみれば公式のグッズがあるし、アイドルの肖像権を無視したものであるので事務所側も頭を悩ませている。しかしファンからしてみればファンを商売人扱いするのか?と批判している。

      公開放送、コンサートにおける警備員の悪態問題

携帯電話の使用に関して、警備員がパンマル(丁寧語ではない言葉)で中高生を威圧したり見たいファンが大勢いるのに保安上の問題と言って中に入れる数を制限したりすることがファンの間では不満として挙がっている。

女子アイドルはコンセプトで長く続けることが難しいし、太いファンにはなりにくい部分があるようです。大衆性はあるので顔は売れますが、それもほんの一部でしょう。しかし、ボーイズグループの独自性は世界にアピールできるので市場もその分広いわけですね。

なかなか難しい現実ですね。



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