チョン・ヒョンドン「無限に挑戦」降板発表…“10年を共にした家族のような番組”(公式発表)
結局番組からは降板となってしまいました。彼の番組で韓国語に慣れ親しみ、韓国にいるときも日本に戻ってからもなんだかんだとみてきた無限挑戦はもう元には戻らないんだなぁと感じてしまいました。
彼がストレスに感じるくらい無限挑戦はダントツ人気がある番組だし、一回つまらないとネットにダーッと悪口が並ぶ番組でもあります。そんな中で、生真面目なチョンヒョンドンと、ぶっ飛んだ性格のように一見見えるけど実際は小心者のノホンチョルが抜け、結局番組当初からの人間はユジェソクだけとなってしまいました。
ノホンチョルは飲酒運転で降板でしたが、もうメンバーには迷惑をかけられないと復活する意思がないことを言っていますし、番組の中でユジェソクの力を借りずおもしろを作り出せる二人の空白はあまりにも多きものに感じてしまうのは事実です。
無限挑戦はほかのバライティー番組と違ってフォーマットが流動的です。フォーマットがないことがフォーマットとなって10年もの間続いてきました。一時期はスタジオ収録期もあって、それはそれで面白かったし、私にとっての無限挑戦の全盛期でもありました。ユジェソクはこのときに一緒に仕事をしていたナギョンウンアナウンサーと結婚しているし、あの雰囲気は雰囲気で好きでした。
その後キムテホPDがメンバーをいじめたりびっくりさせたりする時期や、ブサイク芸能人を集めたり、ほかの芸能人を出す会もあって、笑いあり感動あり、反日ありの番組でした。
そんな中で神話のジョンジンが軍隊に行ったり、キルが飲酒運転でいなくなったりで人の流れが速くなったところのノホンチョル、チョンヒョンドンの出演停止によって、無限挑戦は毎回ドタバタに過ぎていきました。
そんな中事務所のごり押しで帝国のアイドルのグァンヒが入ってから、安定したかと思えば、男性受けがガタガタなグァンヒのせいで昔の良かった時代への思いは募るばかりのような気がします。
グァンヒのあまりにも露骨な人に対する態度が、男性ファンからは「軍隊に行ってすこし階級がどういうものか学んで来い。人への対応が幼くて見ていられない」というものが正直な反応のようです。このような面からも現役入隊だったノホンチョルとチョンヒョンドンへの恋しさは見えるようです。
女性ファンもグァンヒはあんまりいないので(苦笑)味方も少なく、ぶっとんだ言動で採用されたのにキムテホPDとユジェソクのことばかり気にしている彼は持ち味を発揮できずにいます。
しかし、振り返ってみてみればキルにしたってメンバーには可愛がられていたものの全然なじめてなかったし、ジョンジンも家族の問題と重なって番組になかなか集中できなかったし、なによりも今回降板が決まったチョンヒョンドン自身も「笑わせること以外何でもできる」と言われたくらい無限挑戦においても長らく笑いとは距離があった人でした。
「体を張ったことをやらなければ、なんだか仕事をした気がしない」と言っていた彼自身いろいろ無理をしていたんじゃないかな?と思います。
家族も双子ちゃんができたりして家族との時間を持ちたかったというのもあるし、体の調子もよくなくて何度も無限挑戦の録画中にも病院に行ったりしていました。チョンヒョンドンの今回の降板は本当に残念ですが、ファンたちが「昔の無限挑戦がよかった」という言葉が出始めた今、無限挑戦も形を変えていつかは終焉を迎えるでしょう。ハハが言うように「一日一日耐えている状況」の無限挑戦は、ヤンセヒョンのちからをかりて一時期は笑いを取り戻すでしょうが、私から見ても、もう、ファンの無限挑戦ではなくなってきてしまっているように感じます。
それでもしばらくは視聴率がありますからなくならないとは思いますが、チョンヒョンドンの復帰はもうすぐという報道が出てそれすらも負担に感じ、事務所を通して無限挑戦の降板を発表したというのは、番組の一時代が終わったということを感じざるを得ないな、と思いました。
無限挑戦には復活しなくても芸能界にはいつか顔を見せてくれるでしょうから、家族との時間を大事にして、また、健康をとりもどして元気な姿を見せてほしい!というのが韓国の反応でした。
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