エセ株富豪イヒジン事件から見る韓国国民の国に対する不信の行き先

“清潭洞の株富豪”イ・ヒジン、緊急逮捕…場外株で不当利益の容疑

どれだけの日本人がこのニュースに興味があるかはわかりませんが、すごく韓国らしいなぁ、と思った記事だったので雑談書いておきます。

 

 

この事件は、少ないお金で始めた株で大儲けしてテレビなどにも出ていた有名人が一転不正株価操作で逮捕されたという事件です。彼の推薦した株を買えば大儲けできるとケーブルテレビなどにも出ていてかなり人気があったようです。

 

家の自慢や車の自慢によって儲かったようにみせ、株価を魔法のように読み取れるように思わせ、結局イヒジン(たち)が安く買った株を読者や視聴者に買わせ、ある程度上がったところで自分は売り払い株は暴落し、「実際上がったでしょ?下がったのはシラネ」という手法で大儲けしていたようです。

 

でも、実際はイヒジン自身もお金を出してもらっている誰かの下で民衆をだますという詐欺師という仕事をしているだけだったようで、彼自身が株を読んでいたわけではなさそうというのです。テレビに出てだまされる人を増やすために多くのお金をばらまいてテレビの仕事を手に入れてそのお金を回収するほど儲けられていたという話のようなのですね。

 

 

なんでそんな一証券アナリスト?の話をうのみにして熱狂的に信じたのでしょう。やはりここにも国への不信が見て取れるように思うのです。国は国民をだまくらかしているとしても、一個人はそうではないだろう、というなんじゃそれ?と思えるような感情論なのです。だまされたくないから盲目的に信じるという。

 

マスコミの言っていることは信じられないけれど、一個人が発信する情報には盲目的に信じてしまうという現象。日本ではネットや2chのかきこみは感情的な嘘大げさ紛らわしい情報ですべては信じないほうがいいね、と言われているのとは対照的に、韓国ではそうではなかったということ。

 

イヒジンの場合は名前を出して活動していたから2chと同列に扱うことはできないでしょう。けれども韓国がネットの個人発信の情報により真実に近いものを感じて信じてしまったのは、今回の事件が表している現象だとは思います。

 

ツイッターなどで名前を出すのは、名前を出すことが自分に利益になる場合で、本を出した人などが自分の言っていることに信ぴょう性を持たせるためだなんて皮肉っぽく言われていますが、彼の場合も自分の名前、自分の生活、マスコミという力を動員して多くの人から羨望を浴び、結局はこのような結果になってしまったようです。

 

韓国では株の失敗談はよく聞いたものでした。学生でも株を持っているという話は自慢半分にされていました。でもみんな痛い目にあっている。数か月分の給料吹っ飛ばしたよ、と笑いながら心では泣きながら話しているのです。そんな人たちも情強!と思いながら、彼のような人のいうことを信じていたのかもなぁ、とおもうとなんだか悲しいものです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です