朴槿恵とチェスンシル(崔順実)とキリスト教…国民への謝罪の裏側にあるもの

20161025
国民へ謝る彼女の姿がなぜかとても寂しそうに見えた。たった一人になってしまったような彼女の寂しさがにじみ出ているような気がして、かわいそうだと思ってしまった。


 

今回の経緯は、チェスンシルというなぜか朴大統領と近い女性の娘が、イファ女子大学で出席もしてないのに単位をもらったり、教授から特別扱いされているという話からでした。乗馬で特待生入学したのだが、学校に来てもいないのに単位が認められていて、おかしいという報道からでした。

大統領には裏の権力者がいるのだが、誰も見た人はいなくて、過去の政府の人事にも影響力があったなどと言われているのだが実際にそこを突き止めた人はいなかったという話が記者の中でも回っていたとのこと。

決定打は、jtbcがチェスンシルの事務所のパソコンの内容を公開するという予告だったような気がします。それに大統領側も彼女との関係を否定するのは難しくなって、国民に向けて謝ることになったという話。

形式的な謝罪の意味はこう。(出典

 

この日、朴大統領は「チェ・スンシル氏はかつて私が苦しかった時代に助言をくれた縁で、私の選挙運動が国民にどのように伝えられているかについて個人的な意見や所感を教えてくれる役割を果たしていた」とし「一部の演説文や広報物も同じ脈絡で、表現等で助言を受けたことがある」と認めた。

だが、就任初期とは違い、現在はチェ氏から特別な補佐を受けていないことを明らかにした。朴大統領は「就任後も一定期間は一部の資料に対して意見を求めたことはあったが、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の補佐体系が完備してからはやめていた」と明らかにした。

 

大統領選挙のために、助けてもらっていた部分を認め、大統領職に就いてからも一定期間は助けを受けていたということも認めました。つまり、大統領府における体制が整うまで、国家公務員でもない人(チェスンシル)に国家機密をばらしてまで、国政の相談をしていたという部分が問題視されているのです。

国家機密を一般人に話していたことは安保に関する情報を漏らしていたということで責められるべきでしょうが、この問題の根深さは「朴大統領がなぜそこまでチェスンシルのことを信用していたのか?」ということでしょう。



 

 

 

朴槿恵が大統領になる前の話に戻りますが、李明博陣営がハンナラ党の大統領候補となるときに朴槿恵に関していったことが再注目されています。(出典

 

それは、「朴槿恵が大統領になった場合、チェテミンが国政を掌握するのではと危惧する」と話していたというのです。で、チェテミンとは誰なのか。

彼はキリスト教と仏教とをミックスした宗教を教えて、病気治療できるなどと言っていた宗教人でした。もうここからかなり胡散臭い。

朴槿恵のお母さんが銃殺され、精神的に参っている彼女を支えたとされるのがチェテミンであり、その娘がチェスンシルなのです。(寝ているときに朴槿恵のお母さんが現れて彼女を助けてほしいと言ったとか言わなかったとか。)

チェテミンと朴槿恵が近しいということは写真にも残っています。

 

今回の騒動は、朴槿恵大統領が国家機関を一般人に流出させたということが真の問題であるのではなく、彼女の後ろにいたのがチェスンシルでありエセ宗教であり、そういう人々に強い影響を受けているということを使って、彼女を引きずり降ろそうとしている人々がいるということです。

彼女の政治力に何の問題もなければこのようなことにはならなかったのでしょうが、セウォル号の問題から慰安婦問題や経済問題に至るまで彼女の政治力というものに文句をつけようと思えばどれだけでもつけられる現状です。支持率も低空飛行ですし、彼女の評価に決定打を与えるには十分な弱りっぷりです。

任期があと一年というところで彼女の求心力が低下してきたところへのこの騒動。彼女はシングルですし、チェテミンやチェスンシルは心の支えだったのかなとも感じられます。国民への謝罪の際の悲しそうな表情は、孤独が感じられ、権力へ集まっていた人々が散り散りになっていき、一人になってしまったことへの寂しさでもあるように感じられます。

 

そう聞くと、冒頭の「敬愛なる国民の皆さま」という言葉も違って聞こえてきそうです。

 

追記(2016.10.27):この件に関するkorealの感想を書いてみました。読んでみてみるか!というかたはコチラ

[koreal雑感]チェスンシル報道に見るドリーマー達を焚き上げる韓国マスコミの罪

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