コロナ対応で韓国が羨ましい!?

韓国のニュースのトップはもうコロナの感染者数ではない段階になっているようです。対国民の経済支援や、対企業の経済支援の話題にすでに移ってきています。(KBSニュース4月8日)国会議員選挙から人々の動きも大きくなっていくのでしょうか。

3月、ウィルスの広がりが早かった韓国の状況について、SNS見ていると「韓国のコロナ対応は素晴らしい!」的な意見を多く見かけました。韓国ならではの広がり方の対応、日本の方法での対応。確かに国によって違いましたが、どうも日本の「韓国の対応が素晴らしい」の背景には、今生きる社会への不満の裏返しのように思えるのですよね。主語が大きくて申し訳ないのですが大局を見る話だとおもってくださるとありがたいです。

自分の思いや考えが反映されないのってすごくフラストレーションですよね。一方通行のコミュニケーション。今の日本は一方通行にすらなっていない感じかするからストレスですよね。ウィルスの広がりのスピードのちがいもあったから対応の違いもでてきたはずですが、日本の政治の動きにスピード感を感じられないのは無理もない反応だったと思います。

ただ、経済支援に関しても、韓国だって一律給付しているわけじゃないし、緊急貸出や緊急支援にも限定数があったり、該当するのが難しいというのは(日本と同じ条件ではないにしろ、日本より対応が早くスタートした韓国であっても)同じようにいまある問題として報道されています。緊急福祉制度によって救済を受けられる範囲は限られていましたが、制度が拡充され、無給休職者、フリーランサーや、特殊雇用労働者、自営業者があとから追加されている状況です。しかし、この支援を受ける対象も、財産が基準以上ある場合は支援を受けることができないようです。(4月7日KBSニュース9)

SNSの反応から見ると韓国の羨ましかった部分の一つとして強い拘束力や、検査態勢にあったと思います。

日本の布マスク2枚が批判されるのは、「なぜそうなるのか?」ということがわかりにくかったからだと思います。理由がわからない。だから、反安倍をはじめとした多くの人々が漠然とした「不安」から、強い力で統制力があるように見えた韓国に好感を感じたのではないでしょうか。

しかし、韓国の感染が確認され自宅隔離を要請する人々のスマートフォンに連絡が入り反応を求めるアプリを設置したりすることが果たして羨ましいことなのでしょうか。スマホを置いて外出したら位置追跡ができないからと電子チップの入った腕輪装着を試験的に始めたりしていますが、韓国国内においても人権的な問題は常につきまとっています。コロナにかかったら強く要請してもいい、かかっているんだから、という考えが基礎にあるように思います。それも「不安」がもたらす思考なのでしょう。人の行動を制限することが果たしてどこまでできるのか。韓国も日本も政策の差はあれ、同じ問題にどのように対応していくかは手探りの状態なのです。

韓国は、コロナの広がりを抑えるために、検査への接近性を高める動きである程度国民の信頼を得、拡大をおさえるフェーズに入ることに成功しているようです。今は、第二波の発生を防ぐため、三密が起きやすい夜の業種への指導を強めている段階です。経済支援については、財産制限もあり、全ての人に使いやすい支援になっているとはなかなかいえないと思います。

韓国が羨ましくない国であるとは言いませんが、他国であり自国の政治であってもいろいろ思う元は「生きたい」ということではないでしょうか。それが、本当に羨ましいものか、自分が行動を制限される立場になったとき、また違った意見が出てくるのかもしれません。

No tags for this post.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です