韓国福祉センターで不正選挙!?

도장을 1번만 찍으세요. 도장을 한번만 찍으세요.

投票ではハンコを1番だけ押してください?一度だけ押してください?

日本語では意味の違いがはっきりしますが、韓国語では表記が漢字か数字かの違いでもハングル表記が同じで意味があいまいになってしまう表現です。

前回の記事にもありますが、韓国の投票には、候補者の前に所属の党と記号(番号)が振られます。この部分で誤解を生みやすい表現が生み出されてしまったようです。

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江南区のとある福祉センターは発達障害者や老人向けにアルコール消毒剤などのコロナ予防のための品を送付しました。その中には4月15日に行われる国会議選挙のお知らせも同封されました。今回はコロナ感染予防のために事前投票も積極的に利用されましたがそのお知らせに、疑惑の表現があったのです。

投票所に入り、一番だけハンコを押してください。(??)

一般的にはハンボンマンといえば一回だけ、イルボンマンといえば一番だけと表記が誤解を生みやすくなっています。日本語では音が変わり意味が取れますが、韓国語だと、表記が紛らわしく、一番だけ押してくださいと受け取ることもできるのです。これの何が問題か?そう、韓国の選挙には「記号(番号)」があるのです。

つまり、1番を押してくださいは、現在の主力勢力である民主党にハンコを押すと言うことを隠に表しているのでは無いのか?ということで問題となりうるわけです。

このお知らせについて福祉センターの職員は「選挙管理委員会のペーパーに少し手を入れた。ハンコを何箇所にも押すのではなく、一箇所にだけ押すのだと強調しようとして数字を利用したのが誤解を受けたようだ。」ということです。

未来統合党(ウリナラ党の後継。保守政党。パククネの流れ。今の最大野党)の議員さんが、「こんなこと職員一人の思いつきなんかじゃない!江南区庁やソウル市庁の調査が必要だ!」と怒っていますが、さてはて。

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韓国って大統領選挙の時ときなんかは不正選挙の話が出てきやすいんですよね。投票箱の不正とか、開けるときの不正とか。独裁政権時じゃないいまになっても言ってるので都市伝説の範疇のように思いますけども。

大統領の理髪師という映画の中でも1960年の不正選挙の部分が描かれていました。その時は町のちょっとした物知りが「ブイサインの李だ!」と国のやることに間違いはないと飲み仲間を選挙不正に参加させたのですが、難しいことがよくわからない主人公は投票所で李のイなのか、記号2のイなのか混乱するという場面がコミカルに描かれました。イギブン副大統領は与党候補者でしたから記号が1でしたが名前がイ(2と同じ音)なので、どっちがどっちだかわからなかったのです。あと軍にいたら投票指示されるとか。軍事政権時は納得ですがさすがに今はもう露骨なのは無いだろうと思います。軍隊にいて自分の元の居住地域の選挙区候補者がわからない場合は広報紙を取り寄せられるようです。

このように韓国語の音は、李と2が紛らわしかったり、1回が1番に勘違いできたりするのです。

今回は、誤解を招いた申し訳ない、で済むくらい狭い範囲にしか影響はないかもしれません。だけど発達障害者向けだったということで紛らわしく書いていたなら本当にたちが悪いと思いますね。選挙時の記号の制度は文字が読めない世代もいた韓国の一時期には必要だった制度と言えるでしょう。ビラを作った人の思考を読み取ることはできないけども、民主党支持率が高まった首都圏では政治的な考えを表に表すことが憚られなくなった雰囲気の中でなんの悪気もなくやったのかもしれないなぁ、と思いました。

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