仁川(インチョン)は、COVID-19感染者の塾講師が梨泰院のクラブ訪問について黙っていたせいで、感染が拡大しています。もう何次感染かわからないくらいです。クーパンの物流倉庫の感染から家族感染も広がって、学校も休校になっているところもあります。インチョンではある女子中学と、小学校で全数検査となってしまいました。
選別診療所は屋外にテントで設置され、保健所の職員が検査官として働いていましたが、3名が熱さが原因で倒れてしまいました。
暑さの中で検査員は保護服姿で蒸し暑いテントの中で検査をしていたようです。
6月に入り、厚さもきつくなってきたにもかかわらず、コロナの選別診療所には、先週から政府の予算が執行されなくなり、診療所内にエアコンを設置しようにもお金が無くできないというのです。
保健福祉部では選別診療所を支援する事業計画がありましたが、ウィルスを排出しないエアコンの設置費用が予想を上回るとして、予算執行を停止し、支援する病院を再検討しているというのです。
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K-防疫がなんとかかんとか言っても、日本も同じですが、ベットを空けてしまえば赤字になり、地域社会のためと病院や保健所が頑張っても医療現場が疲弊していっている現状があります。
それをおかげさまで運動とか言って、インスタで有名人が写真を撮ることを勧めることが保健福祉部のやることで、予算を止めて、医療関係者を倒れさせるのも保健福祉部の仕事のようです。
集団感染現場を検査するだけでも現場は正直耐えるので一生懸命なところ、濃厚接触があるかどうかもわからない学校を全数検査するのはあまりにも無理があるようです。
使命感だけではもう耐えられない。医療関係者が話すこの言葉を切実に受け取らなければと思います。
日本の検査を絞った状況でも一時期は耐えるので精いっぱいだったわけですから、いくらMERS,SARSの経験から検査体制を強化している韓国であっても、お金が無ければ現場は弱っていってしまうわけです。
これからも、全数検査を進めていくのであれば、医療人への金銭的支援は必須だと思います。そして日本も空きベットへの支援など継続できる医療体制へお金を使ってほしいと思います。
参考: https://www.yna.co.kr/view/AKR20200609115500065
http://mnews.jtbc.joins.com/News/Article.aspx?news_id=NB11954491
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