韓国のコロナの定額給付の予算は当初から膨れ上がり、全国の子育て世帯への給付も行われています。日本に比べ流行が早かった分、休校期間も長かった韓国。家にこもっていた子どもたちのストレスも半端なものではなかったでしょう。給食にありつけなければまともな食事がとれないと憂慮される子どもが一定数いる韓国では、休校はコロナにかかることよりも子供たちの生死に直結する問題でした。
4月の13日に育児手当を支給している世帯のカードに子育てポイントとして4万円分入金されました。先に紹介した、緊急災難支援金とは異なり、国庫から全額支出されました。育児手当を受け取るためにカードが登録されている場合はカードに即座に入金され、カード登録が無かったり、一部自治体によっては紙のクーポンも用意されたということ。
入金のお知らせや、使用方法については携帯電話のメールで連絡するという、スピード感ある支給が実現されました。使用は居住の市と道(ざっくりいうと日本で言う県)で限定されます。ロッテマートなどの大規模スーパーや、ネットショッピングには使用できないのは、緊急災難支援金と同じです。
このように、金額だけで見ると4人家族で10万円までの緊急災難支援金は日本より見劣りする感は否めませんが、子育て世帯には追加で支給があったり、地方自治体による自治体での独自の支援金もあったりで、個人差はあるもののある程度の支援金が人々の手にはわたったのかなという感じです。
それが可能なのも住民番号と様々なサービスが連携されているからではあります。
どちらがより良いかは簡単には比較できませんが、今回はスピーディーな対応がとれたようですね。
参考:https://www.gov.kr/portal/ntnadmNews/2140800
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