PD手帳(2021.08.10放送)「不当取引」放送の目的は?韓国大統領選候補が固まる中で韓国国内で北朝鮮系の動きが活発化

そもそもPD手帳は共和国の意思が反映されやすい番組

MBCは、韓国の公共放送です。とyoutubeを見ても書いてありますが、韓国の公共放送なのか、北朝鮮の国営放送なのかわからないくらい、左側の放送をする番組です。「PD手帳はジャーナリズム精神にあふれる番組だから信頼できる!」などという意見もあるようですが、共和国側が今何を望んでいるかが知りたければ助けになると思いますがジャーナリズム精神でやっているようには個人的には見えません。

神戸大学の木村先生も「基本、李明博・朴槿恵政権批判なので、単純に韓国の進歩派による保守派批判の延長線上」だ(ツイート)言っているように、単なる旧政権批判で、国情院批判です。ではなんで今頃こんなことをさも、大ごとかのように放送したのでしょうか。

番組に国情院の情報を暴露した元海外工作員とは?

韓国の国情院は南のために国内や国外で活動しています。木村先生は「ちょっと変わった公務員ぐらいのもの」とおしゃっており、存在はそんなに秘密めいたものではないようです。番組に情報提供した元工作員も大阪で韓国人のために活動したり、朝鮮総連幹部を説得し韓国国籍を取得させたりとそれこそ「お国のために」いろいろやっていたようです。ただ、国情院にいたときに上からの支持で自分の活動があまりにも政治的な色を帯びてきたのが正義感とあわなかったのかやめているようです。具体的に言えば、日本国内で在日コリアンがパスポートを取得しようとすると韓国国籍を取得するのが近道なわけですが、共和国の思想を持った人物が韓国国籍を取得し、韓国で政治的な活動をするのをふせぐため、日本で国籍を取得しようとする在日コリアンの身辺調査をかなりしつこくやっていたということです。今回番組に情報提供した元工作員はこれが自分の正義感とは合わなかったようで、上司に意見し、国情院で監査という名で白い部屋に閉じ込められ、事実上退職に追い込まれた、ということを6月に放映されたPD手帳で証言していました。

국정원과 하얀 방 고문 – 공작관들의 고백 – 전반부 – PD수첩 MBC210601방송

政権の意思が公務員の業務に反映されるのはおかしかったのだ、という右派政権批判です。

今回の放送は結局は前政権批判ではあるのですが、今回は右派政権期の日韓関係批判もプラスされているのでただの国情院批判よりも一段階上です。

国情院によるスパイ逮捕と放送時期

清州で北朝鮮のスパイ容疑で4名逮捕されましたが、北の反応を硬直化させないための放送ともいえます。韓国政府はムンジェイン政権になってから北朝鮮のスパイを積極的に逮捕していません。民主化運動を率いてきた民主党のパクチウォンが国情院のトップに立ち、対北朝鮮への態度は和らぎました。それがここにきて逮捕したというのは政治的な理由なのですが、北朝鮮への態度硬直ではないのだ、と示すために、親日的な過去政権を批判することで視線を回避させているようです。

これは、活動していた4人がムンジェインから時期大統領候補になるであろう李在明(イジェミョン現京畿道知事)への支持を基に活動していることがわかり、現政権にとってみれば、邪魔でしかないことが分かったため、逮捕に踏み切ったという実に政治的な判断のもとに行われたことなのですが、そんなことは一切出さず、そして、スパイ逮捕は大きな報道をされてもいません。

現政権支持者からすれば、逮捕に踏み切る程スパイ活動が過激的だったのだろう、そして、今の国情院は仕事をきちんとしているから、見逃すことはできなかったのだろうという民意形成につなげるためのほうそうだったのではないかと推測されます。

平等になることは今より良い暮らしになるということでは決してない

韓国国内には見てきたように、共和国や中国に思想が近い人がたくさんいて、その人たちの力を政治的に使おうとする政治家もいるし、北も利用されるなら自分たちの意見も取り入れるよう活動もするという持ちつ持たれつの関係にあります。韓国のなかではまだまだ自由主義と共産主義が戦っているのです。「(ナラ)は何もしてくれない」「(ナラ)はいったい何をやっているんだ」という言い方が出てくるのも、政治がやっているんではないという考えが根底にあるのでしょう。

若い世代が今の民主党に希望を託すようなことも一時期増えてはいましたがポピュリズムだけではどうにもできない経済状況の中で、今の国のままではだめだと感じているような選挙の動きも見えてきています。

韓国の現在の自由競争の状態は、つらい状況に置かれている人々というのは確かに存在しますし、目を覆いたくなる状況に置かれている人もいるのは確かですが、だからといって、みんなおなじになることによって得られる結果は、悲惨なものです。共和国が望んでいることは南コリアの弱体化であり、今の状態よりも国際社会から孤立すること(アメリカの影響の排除。特に軍事的な面で)そして韓国社会の中で様々な葛藤(男女の葛藤)に気づかせ、国が一つになり団結する力をそぐことです。今は超巨大なサムソンがいてくれるので経済だけでなく福祉の面もなんとか保てていますが、それができなくなれば、もっと悲惨な社会に逆戻りするのは一瞬なのです。

あなたのあこがれている「韓国」の姿とは?

日本の若者のなかでも漠然と韓国にあこがれる姿が見られますが、そのあこがれる姿の中にも北朝鮮の活動家の言葉や行動はちりばめられています。そこを見間違うと思ってもみない結果に巻き込まれてしまうかもしれません。

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