演技ドルが出演していないドラマを見ない日はないといっていいほど韓国のドラマではアイドルがドラマに出演することが多いですね。今回は、月の恋人に出演するIUをはじめとした演技アイドルについての記事を紹介します。
演技ドルが出演する際のお決まりの言葉として「作品に迷惑をかけないように頑張りたい」と話すことが多いことを見ると、ドラマに出るアイドルには演技力に関しての評価が疑問視されていることが多いことが見て取れます。月の恋人に出演している歌手のIUも、ちょっと不自然な演技に視聴率がよくないことが重なって彼女に対する責任論があがっているということです。
原因としては原作よりも脚本のクオリティが落ちているという指摘もありますが、ドラマ放送開始前にキムギュテ監督が「天才的な演技力」とほめ、期待が高まったにもかかわらず実際にはがっかりしたという声が多いようです。
現代から高麗時代にタイムスリップしたという設定を表現するために、時代に合わない行動をすることがなおさら不自然さを強調してしまい、また表情の演技にかんしても目を見開いた写真がネットの掲示板で話題になり、わざとらしい演技だと視聴者の評価を受けています。
ドラマの中では彼女が多くの男性から愛されるキャラクターなのですが、演技力が光る俳優と共演することでIUの演技力がより劣って見えてしまいミスキャストだったという指摘まであります。彼女の演技のせいで視聴者はドラマに入り込めないし、そんなに愛らしいキャラクターには見えない、と酷評されています。
EXOのペッキョンもドラマ出演しており演技力には若干問題があるのではと指摘されているにもかかわらず主人公であるIUだけに責任を押し付けるのはおかしいという反論もあります。
演技ドルというのが海外需要を狙って出演しているのは否定できない事実でしょう。しかし、ファンではなかった視聴者の中にはアイドルとしての知名度を利用して演技分野に簡単に進出し、それも初めてのドラマ作品から主演で出演し話題になることを快く思えないと考える人々もいるでしょう。
演技ドルとして歌手やアイドルだけでない魅力をドラマを通して表現できるという利点もある一方演技力不足によってイメージを悪くしてしまうリスクももちろんあるのです。一度の失敗によって次の活動はストレスを受けてのものになりますし、視聴者やファンも評価をする視線で見ることになってしまいます。
記事では、月の恋人は事前制作で、評判が悪くても手を入れることができないため、IUがこの先のドラマの進展で演技力不足を克服できるかどうか見ていくしかないとまとめています。
IUは今回のドラマの評価を受け、今後もドラマ出演を続けていくかはわかりませんが、音楽の面ではかなり成功を収めてきた彼女なだけに今回の失敗の烙印は初めての困難なのかなと思います。
音楽ではどんな曲を出しても評価されてきたようなので、ドラマ出演は無かったことにして音楽だけやってれば?という気は個人的にします。自分で作曲もするし、純粋なアイドルとも立ち位置が違う彼女なだけに無理に演技はやらなくてもいいんじゃないかなぁ、とかんじたニュースでした。
写真はドラマポスターから